相続税

相続法改正で節税対策はどうなる!?2019年改正のポイント

核家族化や親の高齢・介護問題など、家族のあり方が急速に変化している現在。

現状の家族のつながりに対応するため、2018年、相続法改正が国会で成立しました。2019年7月までに本格的に施行されれば、約40年ぶりの改正となります。

今回の改正相続法では、高齢化が進行する社会や家族にスポットを当てられているのが特徴です。

とくに配偶者を亡くした方が、高齢になってから相続人となるケースが増えているため、以前のように配偶者と子をほぼ同じように扱うことが難しくなってきたからです。

そこで今回は、2019年に改正される相続法について解説いたします。

相続税は案外身近な存在?把握しておくべき相続税の基本

亡くなった方の遺産を相続する際に、相続人が国に対して支払う税金が相続税です。平成27年1月から相続税の基礎控除額が縮小されたことによって課税対象者が増え、相続税は一気に身近な存在になりました。

そこで今回は相続税の基本的な知識から相続税を支払う流れ、相続税の意義についてご説明します。

不動産の税金は相続でどれぐらい掛かるの?相続人の負担にならないための賢い財産の残し方

不動産の税金のなかでも大きな課税額となる相続税。大切な家族に不動産を残したい。でも、相続税でどのくらい税金が掛かるのか心配。そんな悩みを持っていませんか。

不動産を上手に購入することで相続税を抑える税金対策があります。なかでも土地と家屋が相続税でどう評価されるのかにターゲットを絞った税金対策は有効な方法として知られています。

もし現金や預貯金のまま相続すれば、相続税を算出するときの財産の評価額は金額通りです。しかし、前もって土地やマンションといった不動産を購入しておくと現金のままより最大3分の1くらいまで相続税を抑えることができます。

ここでは賢く相続するための不動産と、税金にまつわる知識を確認していきましょう。