日本の企業の中には投資してくれた投資家にたいして決められた日に株主優待というプレゼントを贈ることがあります。最近では特に個人投資家が株主優待制度を活用した投資を行うことが話題になることが多いですが、企業の株主優待の中には非常にお得なものが存在しています。 かくいう筆者も株主優待のファンの一人で、これまで多くの株主優待を投資先企業から受け取りました。ここでは株主優待を始めたい投資家向けに人気の優待を10企業選んで独自のランキングにしてみました。 なお選定基準は以下の通りです。 1 必要投資金額が20万円以下で購入できること 2 リターン(利回り)が2.5%以上あること 3 業績予想が赤字でないこと では以下ランキングです。中には保有株数を増やすと優待内容が増えるものもあります。

10位 ヤマダ電機(お買い物割引券)

100株買うと3月末権利確定で1,000円相当、9月末権利確定で2,000円相当の優待割引券(1,000円ごとに500円割引)が贈呈されます。生活用品などを買うときにも便利です。

・必要投資金額 65,600円
・優待利回り 4.57%

9位 SFPホールディングス(お食事優待券)

100株買うと2月末権利確定、8月末権利確定でそれぞれ4,000円相当の優待券が贈呈されます。磯丸水産、鳥吉などを居酒屋チェーンにて利用が可能です。

・必要投資金額 181,800円
・優待利回り 4.4%

8位 オリックス(ふるさと優待)

100株買うと3月末権利確定で5,000円相当のふるさと優待と優待カード(優待カードは3月、9月)が贈呈されます。

ふるさと優待は日本全国の名産品を選ぶことができますし、優待カードは水族館やレンタカーなどが割引になるお得なカードです。

・必要投資金額 186,250円
・優待利回り 2.68%

7位 アジュバンコスメ(化粧品)

100株買うと3月末権利確定で5,000円相当の化粧品が贈呈されます。化粧品メーカーは自社商品を優待にしているところも多いですが、投資金額に対するリターンで言えば同社の優待は相対的に大きなものとなります。

・必要投資金額 101,200円
・優待利回り 4.94%

6位 ホリイフードサービス(お食事優待券)

100株買うと3月末権利確定で2,000円相当のお食事優待券が贈呈されます。北関東を中心に居酒屋展開をする同社ですが、昨年2017年にはいきなりステーキとフランチャイズ契約を行うということで株価が急伸した経緯があります。

・必要投資金額 71,700円
・優待利回り 2.78%

5位 きちり(お食事優待券)

100株買うと12月末権利確定で3,000円相当のお食事券が贈呈されます。おしゃれでファッショナブルな居酒屋として女性から人気のきちり。女性向けの優待銘柄としておすすめされることも多いです。

・必要投資金額 72,100円
・優待利回り 4.1%

4位 イデアインターナショナル(ご優待カタログ)

100株買うと6月末権利確定でRIZAPグループの商品カタログ9,000円相当が贈呈されます。必要投資金額に対して、非常に大きな金額の優待をもらえることで投資家の間で話題となっているようです。選べるのも魅力。

・必要投資金額 119,300円
・優待利回り 7.5%

3位 関門海(お食事優待券)

100株買うと3月末権利確定、9月末権利確定のそれぞれ1,000円相当の食事券が贈呈されます。ふぐ料理を提供する玄品ふぐなどを運営している同社。ちなみに300株買うと3,980円のコース料理提供へと格上げされます。

・必要投資金額 45,000円
・優待利回り 4.44%

2位 ヤマウラ(ご優待カタログ)

100株買うと3月末権利確定で3,000円相当の地方の特産品の中から選択が可能です。豆腐で作ったドーナツやかりんとう、新鮮で濃厚なチーズやヨーグルトなど独自の商品が売り。株価もそれほど高くないのでおすすめ。

・必要投資金額 87,200円
・優待利回り 3.44%

1位 すかいらーく(お食事優待券)

100株買うと6月末権利確定、9月末権利確定でそれぞれ3,000円相当のお食事優待券が贈呈されます。すかいらーくの強みはガスト、バーミヤン、ジョナサンなどおなじみのファミレスで使用が可能です。全国各地に店舗があるので使い勝手が良いのも特徴です。

・必要投資金額 154,100円
・優待利回り 3.89%

株主優待のちょっと耳寄りな話

株主優待を実施している企業へと投資をする際、保有する株数を増やすと優待内容が良くなる企業があることは前述の通りです。

・家族で証券口座を作って最低株数ずつ保有することで効率良く優待を獲得することができます。
例)100株で3,000円食事券、1,000株で10,000円の優待券をもらえる企業へ投資する場合、100株を3人でもてば合計300株で9,000円分の優待がもらえるので効率的という話です。

株主優待は配当とは異なり、株数に比例して増えるわけではありません。それこそ最低株数を保有するのが一番効率的である場合が非常に多く、そういった意味では個人投資家の味方という側面があります。

今後も株主優待の豆知識など披露していければと思っています。参考にしていただけると幸いです。

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早稲田大学法学部を卒業後、証券ディーラーを経て独立。Yahoo!ファイナンス『投資の達人』2015年のベストパフォーマー賞を受賞。マネーの専門家かつ個人投資家として活動中。個人ブログ「インカムライフ.com」。日経BP社「日本の億万投資家名鑑」などメディア掲載多数。