1 ヤフーファイナンス
株式投資の総合サイトで、国内の大多数の投資家がここを利用していると思われます。
ここを見れば一通りの情報が揃いますが、筆者が特にお勧めするページは株式銘柄のスクリーニング情報です。スクリーニングとはある条件にあった銘柄を自動的に抽出してくれる機能のことです。
例えば株価が低PER(割安)で、配当利回りが2%以上、時価総額が100億円以上という複雑な3つの条件で銘柄を調べたい場合にも、スクリーニングを利用するとものの数分で銘柄を抽出することができてしまいます。
余談ですが、筆者は2014年半ばからヤフーファイナンスの「投資の達人」内にて株予想やコラムを執筆しています。
2 四季報オンライン
四季報オンラインは東洋経済新報社およびクゥオンツリサーチの運営する株式情報サイトです。
東洋経済新報社は個人投資家御用達ともいえる「会社四季報」を出版している企業でもあります。
会社四季報を利用する投資家は非常に多く、東洋経済の記者が担当する企業の業績予想記事は人気が高く、株価にも影響を与えることが多々あります。
ちなみに筆者はここの有料会員なっていますが、実際に利用してその価値が十分にあると考えています。
3 トレーダーズウェブ
トレーダーズウェブはその名の通りトレーダー向けの株式情報サイト。
主に値動きのある株式についての情報力に強みがあります。
残念ながら人気コンテンツだった外資系の売買動向は終わってしまったが、それ以外のコンテンツでも初心者が取引知識を身につけるための情報が満載です。
FXや外国株などの情報などにも強みがあるので、株以外の取引を行う人も参考にするとよいでしょう。
4 株探(カブタン)
トレーダーズウェブと双璧をなす投資家に人気の株式情報サイト。おもに話題性の高い企業のニュースや好決算を出した企業のニュースなど個別の株式に関する情報に定評があります。
筆者はこのサイトの株式人気テーマに関する情報や業績の速報などをよく利用しています。
3のトレーダーズウェブに似ているので、どちらか一つを選んでお気に入りサイトとしても良いでしょう。
5 モーニングスター
投資信託情報に強みのあるサイトです。
投資信託とは、資金をファンド(お金の集まりのようなもの)に投資して実際に投資のプロに運用を行ってもらうというものです。ファンドの運用がうまくいけばファンドの資金が膨れて投資した資産も大きなものとなりますが、その逆もしかりです。
最近は積み立てNISAなどで投資信託を買い付ける投資のスタイルも人気です。
投資をプロに任せたいという人はモーニングスターなどを参考にパフォーマンスの良い投信選びの参考にするのもよいでしょう。
6 適時開示情報閲覧サービス
同サイトは投資家にとって大事な各企業から発表された重要なニュースを流すサイトで、JPX(日本証券取引所)が運営しています。
主な情報としては、決算発表、決算予想の変更、企業の株式へ直接影響を与える事象の発生など株価を大きく動かす要因となる情報が流れます。良い情報をできる限り早くキャッチすることができればそれだけ有利に株式投資を進めることができます。
重要なニュースは株式市場が閉まったあと15:00〜に出ることが多いです。
このサイトは初心者だとやや難しく感じるはずなので、投資に少し慣れてきたら見るようにしてください。
それぞれの株式情報サイトの強みを探そう
上記におすすめした株式情報サイトはそれぞれに強みを持っています。
例えば四季報オンラインなら東洋経済記者が独自に企業インタビューして得た情報。トレーダーズウェブならば短期投資家向けに独自に出している情報(残念ながら外国人売買動向は終わってしまいましたが・・・)。
まずはそのホームページを実際に眺めて自分の投資に役立ちそうなページをマークしておきましょう。投資を進めていくと必要なページと不要なページの判断ができるようになるはずです。
複合的にサイトを参考にして、自分だけの株式投資情報を集めていきましょう。