将来のために投資をする。いまよりも豊かな暮らしのために、新しい収入口を作る。 投資をする理由は人それぞれですが、投資で成功するためには資金が必要という点は変わりません。 そして、投資の世界においては、資金は多ければ多いほど武器になります。 そのため、投資を始めたいけれど、まだ資金が貯まっていないからという理由で投資を始めていない人もいるかもしれません。 でも、資金が貯まるまで待っているだけでは、時間がもったいないと思いませんか? そこで、今回は資金を貯めながらできる投資について紹介していきたいと思います。

投資とは?

資金を運用するという意味においての、投資の場合、それなりの資金が必要になるでしょう。

人によって、その金額に違いはあるかもしれませんが、少なくとも50万円から100万円程度の資金を貯めてから始める人が多いようです。

ミニ株のように少額から始められる投資もありますが、この場合リターンも小さくなってしまいます。

経験を積むという意味においては重要かもしれませんが、いつまでもそのままというわけにはいきません。

だからこそ、資金を貯める期間というのが必要になってくるのです。

いま一度、投資の意味について考える

ここで、いま一度、投資の意味について考えてみましょう。投資を行う理由は、リターンを得るためです。

つまり、資産を投じることによって、リターンを目指す行為といえます。

この時に大切になってくるのが、いかにリスクを抑えて、少しでも高いリターンを得るのかという部分。

このリスク分散やリスクをコントロールする時に、資金が大きな武器になるのです。しかし、投資の中でも資金をかけなくてもリスクコントロールできるものが一つだけあるのです。

それが、自己投資。自己投資とは、言葉の通り、自分に対する投資のこと。

そして、自己投資であれば、資金を貯めながら続けていくことができるのです。

自己投資とは?

あなたが、サラリーマンであり出世のために役立つ資格があったとします。この場合、資格取得のために必要な参考書やスクール代を支払った場合は、立派な自己投資といえるでしょう。

この投資で得られるリターンは、資格取得とそれによって得られるかもしれない、出世のチャンス。

そして、資格を取得したことによって、今よりも給料がいい職場への転職が可能になるかもしれないという現実です。

参考書やスクール代を投資することによって、リターンを見込める。つまり、資産を投じてリターンを得るということなので、一つの投資だといえます。

リスクコントロールの方法

リスクコントロールの方法としては、しっかりと勉強の計画を立てて、実践していくこと。自分の頑張りでリスクをコントロールすることが簡単にできるのです。

自己投資の場合、多くは「リスクコントロール=自己コントロール(自制心)」という図式ができあがります。

金融商品の場合には、自己コントロール(自制心)も重要になるのですが、外部要因、例えば経済動向や政策によって左右されてしまう部分もあります。

それを考えると、金融商品への投資よりもリスクコントロールが簡単だといえるでしょう。

また、スクール代は別として、書籍などの場合は投資額もそれほど大きなものではありません。本を1冊購入するためにかかる費用は2~3千円程度です。

つまり、少額から始めることができて、リスクをコントロールすることができる。なおかつ、大きなリターンを得られる可能性があるということ。

投資としては、最高の条件を兼ね備えているといえるのです。

時間を武器にする

金融商品などに投資をする時、資金の多さが一つの武器になります。自己投資の場合、武器になるのは時間です。

時間が武器になるとはどういうことなのでしょうか?先程の例で考えてみます。

資格取得のためには、勉強時間が必要になります。勉強する時間が増えれば増えるほど、理解が進み合格へと近づいていくはずです。

今までテレビを見て過ごしていた時間を勉強時間にする。友人との飲み会の回数を減らして勉強時間を作る。こういった積み重ねによって、時間を確保していくのです。

そうすれば、自然と合格への道は近づいてきます。

自己投資は、始めやすい一方、挫折しやすいのも特徴の一つ。しかし、時間を武器にしていくのだと認識していれば、継続していく時の強い支えになってくれるはずです。

もし、まだ金融商品へ投資するための資金が貯まっていないと感じているのであれば、まずは自分でリスクをコントロールできる自己投資から始めてみませんか?

まとめ

投資資金も少なく、リスクを自分でコントロールできる。さらに、大きなリターンも見込める。それが自己投資です。

自己投資で大切になるのは、自己管理。なぜなら、自分をコントロールすることによって、リスクをコントロールすることができるからです。

自分でリスクをコントロールする術を身に付けることは、金融商品に投資する時にも必ず役に立ちます。

自分でリスクをコントロールするためには、自制心が必要です。そして、この自制心は金融商品への投資の際にもとても大切になってきます。

まずは、自己投資をして自分を高めていき、自制心を身に付けるようにしましょう。

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