お金の二つの使い方とは?
私たちは、日々の生活の中で様々な形でお金を支払っています。
家賃や水道光熱費といった生活に必要なお金。友人と飲みに行ったり遊びに行ったりするお金。また、趣味に費やすお金もあるでしょう。
そして、投資を始めるためには投資に回すお金が必要になってきます。投資というのは、自分の資金を投じることによって、資産を増やそうとする行為です。
その点で考えれば、お金を使うと言うことができるでしょう。
つまり、友人と飲みに行く時に使うお金も投資に回すお金も、お金を使うという点では共通しているのです。
しかし、この二つはお金を使うという点では同じですが、使い方という点で異なります。
友人と飲みに行く時に使うお金は消費にあたります。一方投資に使う場合には、投資という行為にあたるのです。
つまり、お金の使い方を「消費」と「投資」という二つに分けられるということ。
そして、投資を始める前に知っておかなければいけないことが、この二つの使い方にあるのです。
自分が何にお金を使おうとしているのか?
普段の生活の中でお金を使う時に、自分が支払おうとしているのが消費か投資か?と考えたことがありますか?
実は、成功している投資家の多くは、お金を使う時にこのような考え方をしているのです。
成功している投資家は、お金の価値を充分に理解しています。だからこそ、極力消費をしたくないと考えています。
なぜなら、消費したお金を投資に回していれば、その分リターンが増えるという結果を知っているから。
成功している投資家の多くは、無駄遣いを好みません。自分が支払うだけの価値があるのか?その点をしっかりと見極めてお金を使うことが多いようです。
しかし、それはケチということではありません。必要だと感じれば、しっかりとお金を使いますし、価値あるものだと判断すれば支払うことをためらうこともないでしょう。
ただし、必ず使うだけの価値があるのか?という点は使う前に立ち止まって考えることが多いようです。これぐらいの金額ならば、いいだろうと簡単には考えないのです。
そして、投資で成功するためには、このような考え方が大切になってきます。
限られた収入の中から投資を行い、結果を出していくためには日々のお金の使い方から注意していく必要があります。
なぜなら、新たに支出の項目に投資という欄が増えるからです。限られた収入なのであれば、支出の中のどこかを削る必要がでてきます。だからこそ、お金の使い方を見直す必要があるのです。
投資の割合を増やしていく
自分が毎月、どの程度お金を使っているのかを把握している人は多いかもしれませんが、そのお金の使い方のジャンルを気にしている人は少ないようです。
ちなみに、自分が使っているお金を「消費」と「投資」に分けてみてください。意識していない状態であれば、8割程度が消費にあてはまるのではないでしょうか?
投資といっても、金融商品に投資するだけが投資ではありません。勉強のために必要な本を購入したのであれば、立派な自己投資になります。
なぜなら、本から知識を吸収して、仕事に活かそうと考えているからです。この場合には、先に出世や給料アップといったリターンをもたらす可能性があります。
投資とは、将来のリターンが見込めるものに、お金を投じるということ。つまり、種を撒くという行為に似ています。しっかりと種を撒けていれば、将来、利益という果実を収穫することができるでしょう。
そして、そのためには多くの種を撒いておく必要があります。お金の使い方に気をつけて、意識しながら投資の割合を増やしていく。これが、投資を始める前に知っておかなければいけないお金の使い方なのです。
まとめ
投資で成功するためには、お金の使い方に注意しておかなければいけません。なぜなら、投資においてお金は大きな武器になるからです。
お金の使い方を考える。そして、投資の割合を増やしていく。このように考えていけば、消費の支出が減っていきます。
投資で成功したいのであれば、まずお金の使い方について考え直してみるようにしましょう。