基礎代謝ってなに?
基礎代謝とは、私たちが生命維持のために消費する必要最低限のエネルギーのことです。安静にしている状態でも、内臓を動かしたり体温を維持したりするために消費されます。基礎代謝を体重あたりの値で比較すると1~2歳で最高値となり、加齢とともに低下していきます。若い頃と同じ食生活をしていても太ってしまうことがあるのは、基礎代謝が低下しているからです。
基礎代謝が上がると痩せ体質に!
一日の適切なエネルギー量は基礎代謝と体重から算出します。また、消費エネルギーの約60%は基礎代謝量なので基礎代謝を高めれば、自然と消費エネルギーが上がり、痩せやすいカラダになります。逆に基礎代謝が低いと、代謝が高い人と比べて同じものを食べても太りやすい、損な体質になってしまうので、基礎代謝を上げることが重要です。
基礎代謝を上げるにはどうしたらいいの?
基礎代謝を上げるためにはまず筋肉をつけることが大切です。しなやかな筋肉を付けるためには運動をする習慣を身に付けましょう。おすすめの運動は、全身の筋肉をまんべんなくつかうジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がよいでしょう。短距離走や筋力トレーニングは特定の筋肉を強化するため、部分的に太くなりやすいので、やり過ぎには注意しましょう。
筋肉をつけるためにおすすめな食材は?
しなやかな筋肉をつけるためには、運動とあわせて筋肉のもととなる“たんぱく質”を含む食材を摂ることも大切です。鶏ささみや豚の赤身肉など脂身が少なくたんぱく質が豊富な食材のためおすすめです。特に、鶏のむね肉にはイミダペプチドというたんぱく質があり、脳や筋肉の消耗が激しいところで疲労回復のサポートをしてくれます。積極的に食事に取り入れてみましょう。
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