あなたはどのタイプ?金投資の4つの種類
投資経験ゼロ! or ズボラタイプ
今まで全く投資をしたことがないのであれば、「純金積立」をおすすめします。純金積立は長期的な投資をすることで、コツコツと得していくという投資方法です。特に難しい知識も必要としません。
ズボラであればあるほど、ふと気づくとたくさんの資産を手にすることができていることでしょう。
あなたがすることはただ2つ。毎月口座にお金を入金しておくことと、売却時のタイミングを見誤らないことだけです。
リアルタイムで売買する投資経験アリ! or 短気タイプ
株式投資や仮想通貨などリアルタイムで売買する投資経験を一度でもしたことがあるなら、「金ETF」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。金ETFとは、金価格に連動した上場投資信託のことです。
上場しているため、リアルタイムでの取引が可能で、より安い価格で買い付けたり、より高い金額で売却することが可能になります。
純金積立のように長期的な投資が苦手な短気タイプの人にもおすすめです。
お金には困っていません! or 見栄っ張りタイプ
お金には困っていなくて、光り輝く金を手元に置いておきたい見栄っ張りさんには、「金地金=金の延べ棒(ゴールドバー)の現物購入」がおすすめです。1kgでおおよそ510万円必要になります(2018年2月1日時点)。
実は投資経験豊富なんです! or リスキータイプ
投資経験が豊富な人には「金CFD」がおすすめです。レバレッジによって、少額からでも大きなリターンを得ることが期待できます。その分、ハイリスクな取引になりますので注意が必要です。
金投資のメリット・デメリット
純金積立のメリット・デメリット
純金積立は毎月1,000円からでも投資でき、ドルコスト平均法(金の価格が安いときはたくさん購入し、金の価格が高いときは少しだけ購入する方法)により、高値掴みするリスクを回避しながら、金を購入することができます。
また、自動引落しなので手間もかかりません。デメリットとしては、年会費や購入手数料がかかってしまうことが挙げられます。
このようなコストは取扱会社により異なりますので、事前に何社か資料請求し比較検討してから申し込みましょう。
金ETFのメリット・デメリット
金ETFはリアルタイムで取引できるほか、指値注文や売りから始めることもできるというメリットがあります。
現物の裏づけがある銘柄の場合、運用会社が破綻しても保護されますが、現物を買わずに金価格または金価格連動債券に投資している銘柄の場合は、運用会社が破綻すると資本が戻らない可能性があるというデメリットが挙げられます。
金地金のメリット・デメリット
1kg=約510万円とお伝えしましたが、実際には5gぐらいからでも購入することは可能です。5gの場合、約25,000円程度で購入可能です。
売却時に儲けがでると、譲渡所得として課税されますが、5年を超えて保有することで、その儲けを半分にして課税されます。
たとえば100万円儲けた場合、5年以下なら「100万円×税率」の計算になりますが、5年を超えると「100万円×1/2×税率」の計算となり、税額が安くなります。デメリットは、売買する重量が少ないと手数料(バーチャージ)が必要になることです。
金CFDのメリット・デメリット
レバレッジを効かせて大きな金額を取引でき手数料も安いというメリットがあります。レバレッジを効かせる場合、中長期の投資には向かず、いかに短期の取引で効率よく利益を上げられるかをよく考える必要があります。
また、雑所得で課税されるため、節税しづらいというデメリットがあります。