刻一刻と変化している経済状況を見ていると、自分の将来は安泰なのだろうか?と不安になってきます。そこで、自分の身を守る意味も込めて新たな収入口を模索していると、必ず投資という言葉が出てきます。 そこで、投資について勉強を始めようと思っても、なにから勉強すればいいのか分からないという人も存在するようです。しかし、実は勉強する前に知っておかなければいけない3つのことがあることはあまり知られていません。 そこで、今回は投資の勉強を始める前に知っておかなければいけない3つのことを紹介したいと思います。

リスクについて知っておく

厳しいようですが、最初に知っておかなければいけないことがあります。それが、リスクがない投資は基本的に存在しないということ。

こんな言葉を聞くと、辞めておいた方がいいのかもしれない。そんな風に思われるかもしれません。しかし、投資を諦める前にリスクについて正しく理解しておく必要があります。

リスクを理解して、それでも向いていないと思えば、他の方法を探すしかありませんが、イメージだけで諦めてしまうのは勿体ないことです。

そこで、まずはリスクについてしっかりと理解しておく必要がでてきます。

リスクと聞くと多くの人は悪いイメージをもつことでしょう。しかし、投資におけるリスクの意味を理解するためには、知っておかなければいけないことがあります。それが、リスクとリターンは大きく関連しているということ。

例えば、投資の中でも比較的リスクが低いとされている国債。この国債はリスクが低いことで有名ですが、逆にリターンが少ないことでも有名です。

逆に、リスクが高いとされている新興市場などに投資した場合は、成功すれば大きなリターンを得られる可能性が高くなります。

つまり、リスクが大きいということはリターンも大きく、リスクが低いものはリターンも低いとされているのです。このように、リスクとリターンは大きく関係しているのです。

リスクを理解することは、リターンとの関係性を無視することができなくなっています。

リスクはコントロールできる

リスクとリターンは大きく関係していることが分かりました。では、投資で失敗しないためには、リスクが低いものに投資して小さな利益を積み重ねていくしかないのでしょうか?

確かに、それも一つの方法です。しかし、資金効率の面でいえば、最善の方法とはいえません。

では、どうすればいいのでしょうか?大切になってくるのがリスクコントロールです。実は、投資におけるリスクというのは、ある程度までコントロールすることができるのです。

ここで気になってくるのが先ほど紹介したリスクとリターンの関係性です。リスクをコントロールして低くすれば、リターンも低くなるのではないか?そう思う人もいるかもしれません。

しかし、リスクをコントロールには様々なものが存在していて、リスクを抑えながらも、投資した資金で少しでも多くのリターンを手に入れられるように考えられているのです。

もちろん、全てが成功するわけではありません。しかし、リスクをコントロールすることによって、資金を全て失ってしまうような状態になることを避けられる可能性が高くなります。

リスクコントロールは、全ての投資において最も大切になってくる部分です。リスクコントロールを行うことによってリスクを抑えながらも、ある程度のリターンを狙っていくことができます。

詳しい方法は後々勉強して理解していく必要がありますが、投資を成功させるためにはリスクはコントロールしなければいけないというだけは、覚えておくようにしてください。

資金管理の徹底を

投資で成功するためにはリスクコントロールが大切だと紹介しましたが、もう一つ大切になってくることがあります。それが、資金管理です。

資金管理ができていなければ、一度の暴落で資産を大きく減らしてしまう可能性もあります。一回の投資で大きく儲けようと思えば、資金の大きさが一つの武器になります。

100万円投資して10%の利益がでれば10万円が手に入ります。これが1,000万円になれば、同じ10%でも100万円の利益になるのです。

だからといって、あるだけの資金を投資に回すのは失敗した時のダメージが大きすぎます。

どの程度のダメージならば許容できるのかを考えて資金管理を徹底することが投資の成功には必要になってきます。

まとめ

投資の勉強を始めようとする前に、知っておかなければいけないことがあります。それが、リスクについて正しく理解しておくことと、リスクはコントロールできるということ。そして、資金管理の重要性です。

投資の勉強をすれば、チャートの読み方や決算書の読み方も分かってきます。しかし、上記の3つを正しく理解しておかなければ成功は難しいといえます。

失敗した人の多くは、上記の3つを疎かにしてしまったことに失敗の原因があります。同じ失敗を避けるためには、3つの基本をしっかりと頭に入れておくようにしましょう。