不動産投資の魅力と種類
不動産投資の魅力の一つに安定性を上げる人もいます。賃貸していれば、毎月決まった額の収入が見込めるのがその理由です。
毎月、給料以外の収入が確実に発生するというのは、経済的にも気持ち的にも安心できます。
そのため、最近ではサラリーマン大家さんという言葉があるように、サラリーマンの方にも人気の投資となっています。
区分投資
不動産投資と一言でいっても、その種類は豊富です。一般的に多くの人が思い浮かべる不動産投資といえば、マンションやアパートの一室を購入して賃貸にまわす区分投資です。
サラリーマン大家さんの多くは、このスタンスで不動産投資に取り組んでいることが多くなります。他の不動産投資に比べて少額から始められるというメリットも人気の秘密です。
一棟投資
その他にも、マンションやアパートを一棟ごと購入する一棟投資も存在します。また、一軒家を購入して賃貸したり、リノベーションして転売する戸建て投資もあります。
不動産投資といっても、選択する物件によって必要な資金が大きく変わってくるのです。しかし、購入した物件によって収益を得るという部分は共通しています。
賃貸で利益を手に入れようとする場合、空室リスクも存在しますが一度入居者が決まると、しばらくの間は安定収入が得られる場合が多くなるという特徴があります。
一棟投資の場合、多額の資金が必要になりますが、区分投資の場合には少額から始めることができるので、安定収入があるサラリーマンの方などは始めやすいといえます。
安い物件であれば、ワンルームで300万程度から始められるものもあり、選択肢の幅は思っているよりも広いといえるはずです。
不動産投資信託
上記で紹介した不動産投資は、物件の取得を前提としたものとなっています。しかし、不動産投資の中には、物件を取得しなくても始められるものが存在します。それが不動産投資信託です。
不動産投資信託の仕組みは次のようになっています。
まず、不動産投資信託として不動産会社の銘柄を購入します。購入した不動産会社の運用実績に応じて分配金や値上がりによる売買益を手にすることで利益を手にするのです。
つまり、物件を所有することはないということ。少額から始められて、比較的安定しているといわれている不動産投資のメリットを活かせる投資方法となっています。
不動産投資信託の一番の魅力は、購入すればプロに仕事を任せて、後は分配金や値上がりを待つだけという気軽さにあります。初心者にとって始めやすい不動産投資といえるでしょう。
不動産投資とその他の投資との違い
不動産投資と他の投資には決定的な大きな違いがあります。株式投資や仮想通貨投資のような場合には購入した後に自分にできることというのは存在しません。
投資対象となる企業に勤めている場合は、確かに影響を与えることはできるかもしれませんが、そのようなケースは少ないでしょう。
つまり、購入した後にできることは、祈ることぐらい。しかし、不動産投資の場合には、自分でできることが存在するのです。
物件をリフォームして、新しい価値を付け加えることもできますし、家賃を値下げしてでも入居者を探すという選択肢もあります。
自分でできることがあるかないか。これは、投資において重要な部分でもあるのです。
日曜大工が趣味の人であれば、新しい価値を自分で作ることもできます。自分の力を活かせるというのは、他の投資家よりも有利になるということ。
自分の力を使うことができるということは、それだけで大きな武器になるのです。
株式や仮想通貨の場合、このようなことはできません。これが、不動産投資とそれ以外の投資の大きな違いになります。そして、この部分は思っている以上に効果が大きなものとなっています。
まとめ
多額の資金が必要だと思われている不動産投資ですが、その選択肢は意外に広くなっています。
不動産投資信託であれば数万円程度から始めることができますし、ワンルームを購入する区分投資も様々な物件があるので、必要な資金の幅も大きく違います。
成功すれば、毎月安定した家賃収入を手に入れながら、不動産を自分の純粋な資産にすることもできるのです。
給料以外に安定した収入がほしいと考えているのであれば、少額から始められる不動産投資を検討してみてはどうでしょう。
