
日本の今年の偉大なる2人の死を悼む
先日、シンガーソングライターの谷村新司さんが74歳でお亡くなりになった。筆者の同世代で1970年代以降を代表するシティフォークの作曲、作詞、ボーカル、どの分野でも超一流のアーティストであった。
今年の日本も多くのアーティスト達の訃報が相次いだが、3月に亡くなった、とりわけ世界に抜きんでた2人のアーティストを忍び想いを述べたいと思う。
1人は今年の3月3日に88歳でお亡くなりになった、ノーベル文学賞の大江健三郎氏であり、もう1人は3月28日に71歳でお亡くなりになった米アカデミー音楽賞の坂本龍一氏である。