ニューリッチとオールドリッチとの違いは?
オールドリッチは、毎日の時間のほとんどを仕事に費やして、仕事をし、財産を作って将来老後になったら、自分の好きなことをして暮らそうとする人たちです。
長時間仕事をして働き続けて高い給料をもらい、高い年金を受け取り、裕福な生活する人たちです。
これに対してニューリッチは、一番元気な時にうまく時間を有効活用して仕事をしながら、自分の好きなことをできる時間を確保できるような、新しいタイプの富裕層です。
具体的に言うと、自分は働かずに他の人に仕事を任せて働いてもらい、ビジネスオーナーになっている、お金持ちの人達をいいます。
「金持ち父さん、貧乏父さん」にでてくる「金持ち父さん」のような人ですね。ニューリッチになっている人は年々増えてきています。
「ニューリッチ」になれる人達の共通点
堀江貴文氏が「10年後の仕事図鑑」の中で、ニューリッチになれる人(堀江氏は「新しい仕事をする人」と言ってます)の共通点について、下記のように言っています。
1.まずは、「自分の仕事にハマっていること」
自分自身が没頭できる専門分野に没頭して仕事をすること。そのために必要なことは自分の感覚を信じて、自分でアイデアを生み出すことです。
2.「自分の思いを持って、それを毎日発信すること」
やりたいことや夢中になれるものが見つかったら、毎日アウトプットしていくこと。言われたからやるのでなく、自発的に動くことが大切。
「熱い思い」を周りの人やネットを通じて多くの人たちに発信していくことです。人の批判や評価を恐れずに、ホンネをぶつけていることがニューリッチに近づいていくために必要。
3.「自分に油断しない」
仕事に没頭して、自分の思いを毎日アウトプットできるようになってある程度の結果が出ても、いつも自分自身を客観視して、自分自身に油断せず、いつも自分を磨き続けていること。
サラリーマンのままでもニューリッチになれる!
ニューリッチは、IT企業の社長やベンチャー企業の社長が中心ですが、このような人達に限られているわけではありません。
一般社員であってもうまくやることができれば、ニューリッチの仲間入りができます。むしろ、企業側でもそうなって欲しいと思っている会社が増えてきているようです。
なぜならば、「仕事だけきっちりやってくれれば、いつでもどこでもいいからあなたの好きなように働いてもらっていい」と思っているからです。
ではどうしたら、このような自由な働き方ができるようになるのかを考えてみます。
サラリーマンのライフスタイルから抜け出す方法
サラリーマンの束縛から抜け出し、自由な働き方を手にするためには以下の2つのことが必要です。
・在宅勤務のメリットを会社に理解してもらう
・上の要求を拒否することが会社にとって高くつくことになるということを会社側にわかってもらう
時間を無駄にする要因を全て取り除いていき、効率的に最も有効な人材となることです。
圧倒的な業績を出していれば、それが会社経営者側の目に留まり、会社側の評価が高くなるため、その人材(人財)であるアナタを失うことは会社にとって大きな損失になることが明らかです。
このように、会社での評価が高まれば会社でのあなたの交渉力も高まります。仕事の成果を最大限に出し、在宅勤務の自由を手に入れましょう。
ニューリッチになるための4ステップ
1.自分の価値を最大限にまで高めておく
大きな実績を作り、自分がいなくなれば会社側が大きな損失をすると思われるようにしておきましょう。在宅勤務の提案が通りやすくなります。
2.在宅勤務にすることのメリット、生産性の高さを証明する
在宅勤務のお試しの期間を設けてもらい、在宅で仕事する日でも成果はしっかり上げられること、会社側から見ても在宅にした方が良いという内容を文書にしてメリットを提案します。
3.在宅勤務の「お試し期間」を提案する
会社経営者側が抱く可能性のある、在宅勤務した場合のデメリットを十分に分析・考慮して、そのすべてに対して具体的解決策を用意します。それを簡潔にまとめたプレゼン用資料も用意しておきます。
4.段階的に定着させていく
「お試し期間」が終了したら、さらに長期のトライアル期間を再度会社に提案し、在宅勤務を段階的に定着させていく。
ニューリッチになるための習慣を身につけることが必要
お金持ちになるために必要なことは、性格や才能でなく、「お金持になるための習慣」を身につけることだと言われています。
では具体的には、それはどのような習慣なのでしょうか?
「朝型人間」の高いパフォーマンス
ニューリッチは重要な仕事は全て午前中のうちに終わらせてしまいます。ニューリッチは効率よく仕事を終わらせ、あとの時間は好きなことをして毎日を過ごすため、「朝型人間」です。
「朝飯前」という言葉がありますが、朝の時間帯に仕事すると睡眠をとった後の身体が最も疲れていない状態であるため、仕事が効率よくでき、パフォーマンスが高いからなのです。
朝の過ごし方を変えていくだけで、人生に大きな変化があるかもしれません。
パレートの法則を活用し生産力を上げる
パレートの法則とは、「アプトプットの80%がインプットの20%に起因する」という法則です。以下のように様々な側面からこの法則を当てはめていくと、
「労働時間の2割が成果(売上等)の8割を生み出している」
「顧客の2割が、全売り上げの8割を生み出している」
結果の80%は、ある要素の20%が引き起こしている結果だということです。
このパレートの法則にしたがい、営業やマーケティング戦略で実践して成果を上げていきましょう。
パレートの法則によれば、おおよその売上げは2割のお客様が8割の売り上げを生み出してくれているという結果が予想できますね。
パレートの法則を用い予測して売り上げの80%を占めると思われる上位20%のお客様をピックアップし、それ以外の80%のお客様と分けてセグメントして、まずは上位20%のお客様に集中してコンタクトを取って営業活動をしていく計画を立てます。
それ以外のお客様にはメールや電話でのフォローを中心にします。
「やることリスト」「しないことリスト」をつくって、仕分けする
自由な時間を多く手に入れるためには次の2つの方法を採用します。
①やることリストをつくる
②しないことリストをつくる
まず、自分が重病にかかってしまって、もしも1日に2時間しか仕事ができない場合には何をするか?そして、1週間に2時間しか仕事できない場合は何をするか?
さらに残り時間がわずか2時間しか与えられていない緊急事態が入り、その後仕事ができる時間を取れないとしたら、何をするか?
こういった観点で生産性を完全に意識して仕事をとらえて最重要な仕事をピックアップし、「やることリスト」を作成します。
そして、「これが1日にできることのただ一つのことだったとしても、自分できょう一日終えた後に満足ができるだろうか?」と自問自答しながら、「やることリスト」をつくるようにします。
「やることリスト」なしに仕事をしないようにします。
毎日夕方の時間までには翌日の「やることリスト」をつくる習慣をつくるようにします。そして例外なく完全に習慣を定着させます。
ニューリッチになるためには時間を最大限に有効に使うことが必要となり、自分自身にそのための習慣をつけさせることがカギになります。
ニューリッチは、「孤独」を恐れない
お金持ちになる人たちは、独自の生活スタイルで毎日を送っているため、一般の人とは違う行動します。
そのため、「孤独」つまり「ひとりぼっち」になることが多いです。本当にお金持ちになるためには一人ぼっちになること恐れない自分になることです。
「人生の転機をいつでも起こせる」
「今の自分の行動が未来の自分をつくる」と考えて、目の前に起きたこと全てをチャンスに変えていく習慣を身につけることがニューリッチになるために必要になります。
いかがでしょうか?
ニューリッチになるためには、これまでのお金持ちと違って、一人ぼっちを恐れずに自分の意見や発想をしっかり持って、それを伝えていくことが必要になりますね。
もし、ニューリッチになりたいのなら、今までの自分を捨てて新しい自分になっていく必要がありますね。
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