お正月に新年会、取引先との会食などついついお酒を飲み過ぎてしまう時ってありますよね?お酒と上手に付きあい、肝臓を元気にするための食事についてご紹介します。(ABC HEALTH LABO監修)

お酒と肝臓の関係

お酒を飲むと胃や小腸などでアルコールが吸収され、血液と共に肝臓に運ばれます。肝臓では約90%のアルコールが代謝され、処理しきれなかった10%のアルコールは、尿、呼気として体外へ排泄されます。それでも処理しきれなかったアルコールは体内を周り、また肝臓で処理されるのです。

肝臓に負担をかけない飲み方が大切!

まず、アルコールの適切な量を知ることがポイントになります。厚生労働省が策定した「健康日本21」では1日の飲酒量として純アルコール摂取量を20g未満と定めており、目安の量として、ビールは500mlジョッキ1杯、ワインはグラス2杯、日本酒は1合です。女性は男性よりも肝臓が小さくアルコールを代謝出来る量が少ないので、その点飲みすぎには注意が必要になります。

肝臓を元気にするためのおすすめ食材は?

肝臓でアルコールが分解されるときにたんぱく質やビタミン等を普段の食事から取り入れることで、食事から肝臓を元気にすることも大切になります。肝臓を元気にしたいときのおすすめの食材は「鶏むね肉」。さらに蒸して棒々鶏などのようにサラダにして食べると、肝臓だけでなく胃腸にも負担をかけずにたんぱく質がとれます。ぜひおつまみに取り入れてみてください。

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株式会社ABC Cooking Studioの中でHEALTHケアビジネスを推進するチーム。 レシピ提案や健康に関するセミナー・講座、料理レッスン、目的に合わせた食事カウンセリングなどを行っている。