株式投資を始めるために、証券口座を開設した。いよいよ株を購入しようという段階にきて悩む人がいます。その悩みが、どの銘柄を買えばいいのだろうかというもの。 上場している企業の数はとてつもなく多く、その中から何を基準に選べばいいのか?特に投資を始めたばかりの人にとっては難しい問題です。 そこで、今回は初めて投資をする人のための銘柄選びの方法を紹介したいと思います。

あなたの周りにもある上場企業

初めて株式投資をする時に、頭を悩ませるのが「どの銘柄を購入するのか?」ということです。誰もが知っている日本を代表するような企業の株を購入する人もいるでしょうし、地元で上場している企業の株を購入する人もいるでしょう。

それでも、なかなか銘柄が決められない。そのような人もいるかもしれません。そこで、ここでは自分の趣味や特技を活かした銘柄選びについて紹介したいと思います。

自分の趣味が銘柄選びに役立つと聞いて、不思議に思う人もいるかもしれません。しかし、身の回りには上場企業が作っている商品で溢れています。

例えば、ゲームが趣味の場合で考えてみましょう。最近出た新作のゲームが驚くほど面白かったなら、どこのゲーム会社が作ったゲームなのかを確認してみてください。

ひょっとしたら、有名な企業かもしれませんし、まだまだ知名度が高くない企業かも知れません。

とにかく、どこの企業が作った商品なのかを確認するのです。もし、その企業が上場していれば、その企業の株を購入することができます。

ゲーム好きで、数多くのゲームをプレイしている人が面白いと感じたのであれば、多くのプレイヤーに支持される可能性が高くなります。

あなたの趣味が投資に活かせるようになるのです。

すでにある知識を活かして投資を行う

株価は、基本的にその時の企業の価値を表しています。新作のゲームが発売された時には、市場からはそれほど注目されていないかもしれません。

しかし、ゲームが好きな自分がプレイして面白いと判断したのであれば、そのゲームが売れる可能性は高いと感じませんか?

発売後にじわじわ売れ始めたのであれば、それは当然株価に反映されていくことが予想されます。

大ヒットともなれば、決算の数字を見て多くの投資家がその株を購入するかもしれません。そうなれば、株価は上昇していくはずです。

もし、自分が面白いと感じたときに株を購入していれば、この上昇で大きな利益を手に入れることも可能なのです。

投資家は、利益をもたらしてくれる銘柄を購入するために、常に目を光らせていますが、ほとんどの投資家は新作のゲームが面白いかどうかまでは考えていません。

そもそも、ゲームをしない人も存在するはずです。それでも、決算書を見たときに売上げや利益が上昇していれば、株の購入を考えます。

もし、自分の面白かったという感想を信じて株を購入すれば、多くの投資家の先をいけることになるのです。

あなたが、すでに持っている知識を活かして投資に向き合うこともできます。消費者の意見というのは、企業だけでなく投資家にとっても大切な情報となるのです。

その意見を投資に活かさない手はないと思いませんか?

応援できる企業の株を購入する

突然ですが、企業は誰のものだと思いますか?社長のものだと思いますか?それとも、創業者のものだと思いますか?

正解は、株主のものです。

つまり、株を購入するということは、その企業のオーナーになるということになります。もちろん、保有している株の割合に応じたものとなりますが、それでも立派なオーナーなのです。

銘柄を選ぶ際には、この点に注意して選ぶことも大切です。いくら将来性があるといわれても、財政状況が厳しい企業のオーナーにはなりたいとは思わないでしょう。

どうせ、オーナーになるのであれば、自分が応援できる企業のオーナーになりたいと思うはずです。

自分がよく使っている商品を製造している企業に投資するのもいいでしょう。自分が愛用しているアイテムであれば、その良さも分かりますし、今まで使ってきた分愛着もあるので、応援したいと思えるはずです。

応援したいと思える企業であれば、株価が少しぐらい下がったとしても、焦ることもないでしょう。なぜなら、その企業の良さを分かっているからです。

一時的な下げに惑わされることなく、企業の成長と共に資産を増やしていけるかもしれません。

これからの長い投資家人生の最初の銘柄になるのです。自分が今後も長い間応援できる企業に投資したいと思いませんか?

まとめ

投資家デビューの銘柄をどれにするか?多くの投資家が最初に悩んできた道です。銘柄を選ぶ際には、テクニカル分析を用いたり、決算書を読み込んだりと様々な方法が存在します。

しかし、銘柄の選び方はそれだけではありません。自分の趣味や知識を活かして銘柄を選ぶこともできるのです。趣味で培ってきた知識を投資で役立てる時が来たのかもしれません。

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