DCプランナー
DCプランナーの勉強をすると、確定拠出年金(DC)をはじめとする年金や退職金制度の知識が身につきます。
試験に合格し、日本商工会議所に登録することで与えられる資格で、登録をしないと「DCプランナーです」と名乗ることができません。
2級と1級があり、2級は企業の年金担当者・金融機関の渉外担当者レベル、1級は企業の年金管理者・退職給付コンサルタントレベルが求められます。
いずれの試験も年1回実施され、2級までは誰でも受験できます。
1級は2級を合格していなければなりません。受験料は税込みで2級は6,480円、1級は10,800円です。
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2017年度版 DCプランナー2級試験対策問題
出典:amazon.co.jp
証券外務員
金融機関で有価証券(株式や債券など)を売買したり、お客様に勧誘を行う場合に必須となる資格です。経済や金融について幅広い知識が身につきます。
金融商品の取引・勧誘・販売に関する法律のことや株式・債券などの商品業務のこと、そして財務諸表や企業分析なども出題されます。
二種と一種に分かれており、二種では信用取引やデリバティブ取引などハイリスクな商品の募集・勧誘を行うことはできません。
受験資格は不要で年齢等問わず誰でも受験可能です。また、試験実施日は原則、月曜日から金曜日の毎日(祝日、年末年始除く)で、プロメトリック株式会社の試験会場(テストセンター)で確認できます。
受験料は税込み8,704円です。問題数は一種は100問、二種は70問でどちらも7割以上の得点で合格となります。
証券外務員を目指す方には、こんな本がおすすめ!
うかる! 証券外務員二種 最速問題集 2017-2018年版
出典:amazon.co.jp
FP技能検定
日本FP協会と金融財政事情研究会で受験可能ですが、金融機関に勤めている人であれば金融財政事情研究会で受験するかもしれませんが、普通は日本FP協会で受験します。
日本FP協会の場合、3級・2級・AFP・CFP・1級(実技のみ)の順で取得する人が多いです。「級」とつくのが国家資格で、AFPとCFPは民間資格です。
家計管理、教育資金、住宅資金、年金の仕組みや老後の生活設計、保険の仕組み、金融商品の仕組み、税制、不動産契約などの仕組み、贈与や相続の仕組みなど投資に限らず、日常生活でも役立つお金の知識を幅広く学ぶことができます。
日本FP協会の場合、3級・2級は年3回で、受験料(非課税)は学科と実技同時受験であれば、3級は6,000円、2級は8,700円です。
3級は誰でも受験できますが、2級は3級に合格している人やFP業務に関し2年以上の実務経験を有する人でないと受験できません。6割以上の正答率で合格です。
ファイナンシャルプランナーを目指す方には、こんな本がおすすめ!
2018年度版 FP技能検定試験3級過去問題集<実技試験・資産設計提案業務>
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証券アナリスト
証券投資の分野において、専門知識と分析技術を学べる資格です。
講座を受講してから、試験に挑みます。講座は第1次レベルと第2次レベルに分かれており、第1次レベルでは、証券分析とポートフォリオ・マネジメント、財務分析、経済の3科目で構成されており、第2次レベルでは、証券分析とポートフォリオ・マネジメント、コーポレート・ファイナンスと企業分析、市場と経済の分析、職業倫理・行為基準の4科目で構成されています。
1回受講すると3年間(年2回、計6回)の受験チャンスがあります。受験料は第1次レベルで3科目同時受験の場合、税込み12,400円です。試験の合否は、上位一定割合の受験者の平均得点を基準に決定されます。
証券アナリストを目指す方には、こんな本がおすすめ!
証券アナリスト 1次試験過去問題集 経済 2018年試験対策 (平成27年度(春)~平成29年度(春)本試験)
出典:amazon.co.jp