【管理栄養士が教える】すっかりダイエット法として定着した「糖質制限」。痩せると話題ですが、実践方法を間違えると太りやすい体質になってしまうかも…!?(ABC HEALTH LABO監修)

話題の「糖質制限ダイエット」ってなに?

糖質制限ダイエットとは、一般的に食事に含まれる糖質を取り除き、食事からのエネルギー摂取を減らすというものです。糖質は、カラダのエネルギーになる栄養素であり、ごはんやパン、麺類など、普段私たちが主食として食べているものや、ドーナツ、ケーキなどのスイーツ類に多く含まれています。

「糖質制限」はリバウンドしやすい!?

糖質制限では、カラダはエネルギーが不足するため、筋肉を分解してエネルギーとして使うようになります。筋肉量が減ると体重は落ちるので、数字で見ると、ダイエットが成功したように思えます。しかし、筋肉は脂肪を燃やしてくれる場所。筋肉量が減ると体脂肪が燃やせなくなるため、痩せにくい体質になり、リバウンドしやすくもなってしまいます。

「糖質制限」より「糖質コントロール」がおすすめ!

糖質はカラダに欠かせない栄養素なので、まったくとらないのではなく、カラダに必要な量に見直していくとよいでしょう。

実践ポイント

①メインとなるおかずはきちんと摂取しましょう。
②糖質の吸収スピードを遅らせる食物繊維を一緒に摂取しましょう。

血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

まずは、ごはんを少なく、おかずをしっかり食べるという食事を意識してみましょう。糖質と上手に付き合うことが、ダイエット成功のカギなのです。

 

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株式会社ABC Cooking Studioの中でHEALTHケアビジネスを推進するチーム。 レシピ提案や健康に関するセミナー・講座、料理レッスン、目的に合わせた食事カウンセリングなどを行っている。