やる仕事が多くて、なんだかいつも忙しい状態になってしまうという方がいらっしゃるのではないでしょうか?

あれもこれもやらなきゃならないなと思っているけれども、あっという間に1日が終わってしまって、なかなか進まないということがありますね。

でも、そのままだとこの調子で1日、1か月、1年と過ぎていってしまいます。人には平等に1日24時間が与えられています。「時間は自分で作るもの」とよく言われますが、実際どのようにして 必要な時間を作ればいいのでしょうか?以下、時間を生み出すコツをお伝えしていきます。

時間をつくるために脳を活性化する!

時間をつくるためには、脳の書き換えを行うことが必要になります。

具体的に言うと、「〇〇するのには1時間でできる」と自分の思い込みを「○○するのには50分でできる」というように思い込ませるようにします。

日常的にしている作業(ルーティーン)を、これまでかかっていた時間よりも短い時間でできるようにするためには、脳の書き換えを行う必要があります。

そんなことが簡単にできるの?と思われることでしょう。出来ます。それはただ脳の思い込みを変えるだけでいいのです。

これまでは、その作業をするのに1時間かかっていたのは、あなたの脳が「○○するためには、1時間かかる」と思い込んでしまっていたからです。

つまり、あなたの脳がその作業を1時間かけてするものだと思い込んで、すっかり慣れてしまっているからなのです。

そのため、いきなり半分の時間でこなせるようにすることは、脳にとってはあまりにも難しく感じ、イメージがしにくいために脳が拒否してしまうのです。

例えば、上司がある作業をあなたがその作業にかかる時間の半分の時間でやっているのだから、あなたにも半分の時間でやること指示してきたとします。

しかし、どんなに強制されても、あなたの脳がそれを半分の時間でできると信じて納得できければ、命令を拒絶してしまうのです。

同じ作業であっても、それぞれ人の脳が違うため、とらえ方も違います。もちろん、経験の差があることということも大きいですね。

そのため、自分自身が納得できるようなことでないと脳が拒絶するので、そうならないように焦らず、徐々に脳の書き換えを行うことをおすすめします。

まずは抵抗なくできるように時間を1割だけ短縮してみましょう。

明確にゴールを定めると脳の書き換えができる

人間の脳は、いきなり変化することを嫌います。脳を活性化していくためには、まずはこのような脳の仕組みを理解することから始める必要があります

脳は慣れた行動パターンを何としてでも繰り返そうとします。そのため、そのパターンを変えてあげるためには、それ相応の明確な理由づけが必要になります。

その理由づけをするために、あなたにとって価値のある目標を定めことが必要だということです。

作った時間をどう過ごすか?をリアルにイメージ

時間短縮をすることで作ることができた時間を、どんなことに使うのか?それをありありとイメージすると仕事効率が劇的に上がります。

簡単な例ですが、その日の夜に楽しい出来事が入っているとか、大好きな相手とのデートの約束があるような場合には、いつもの仕事の速度の何倍ものスピードで仕事をこなすことができるのではないでしょうか?

これまでにそのような経験をされたことがある方がいらっしゃると思います。このようなことから言えることは、脳は明確な目標があれば、自動的にそれに向かって動いていくのです。

そのような場合には、脳が自分から積極的に慣れた行動のパターンを捨てて、目標に向かってアイデアを出して行動するように指令していくのです。

前にお伝えしたように、「時間短縮することで生み出した時間を〇〇に充てよう」というように自分にとって価値の高い行動をしている自分の姿をイメージしてみます。

そのシーンの中での自分の表情、感情までも含めて、ありのままリアルにイメージをしてみてください。

この時に脳の中で「ドーパミン」という脳内物資が出ています。この「ドーパミン」は、快感や幸福感を生じさせ、集中力や記憶力などを高めてくれます。

これはモチベーションとも、深いかかわりを持っていて、「やる気のガソリン」になるものです。
脳は慣れている行動を初めはなかなか変えようとしませんが、何度もイメージをくり返していると、慣れていきます。

そうすると、目標を実現させるために脳が今までとは違う働きをするように書き換えられるのです

適度なプレッシャーで脳に勢いをつけさせる

この場でどうしてもやらなければいけないと切羽詰まった時にも人は普段ではとても出せないような力を発揮することがあります。

これは「火事場のバカ力」といわれるものです。このような時は脳ではどんなことが起こっているのでしょう?

プレッシャーや緊張感が高まることで、脳の中で「ノルアドレナリン」という物質が出てきます。

企画書やレポート、営業売り上げなどで、〆切間近になったら意外に良い内容の企画書やレポート、売上成果ができていた・・なんていう話はよくあることですね。

これは、適度なストレスによってノルアドレナリンが出て覚醒と集中力を高めて、パフォーマンスを上げるというものです。

そのため、ダラダラと惰性で仕事をしてしまう状態のときは、自分で時間設定をする、あえて厳しめの〆切を設定するなどして締め切り前の緊張感を自分から作り出してみましょう。

大事な仕事を脳が活性化しやすい時間帯に設定

一日のうち、一番が活性化する時間帯はいつでしょうか?

それは、朝です。

朝起きてから2~3時間が「朝のゴールデンタイム」と言われており、脳が一番活発に動いてくれる時間帯です。

そして、時間が経つにつれ、だんだんと脳は疲れを感じ、脳の処理能力が落ちていきます。

人が起床してから一番仕事に集中できるのは12~13時間が限界だといいます。起きてから15時間以上経つと、酒気帯びと同じくらいになるまで作業効率が落ちてしまうそうです。

つまり、脳に負荷をかける仕事をするには、朝一番であるのがもっとも効率的だということになります。

さらに、朝一番の脳のパフォーマンスをさらに上げる方法があります。それは、「セロトニン」という脳内物質を出すことです。

セロトニンは、「覚醒」や「精神の安定」に関係する脳内物資です。このセロトニンが出ていると、すっきりと脳が目覚めている状態で気持ちよく一日を始められます。

つまり、「セロトニン」を朝にどれだけ出せるようにするかでその日の効率が変わってくるのです。

セロトニンを出すために必要なことは、日の光を浴びることです。朝、日光をたっぷりと浴びるとその刺激によってセロトニンが合成されます。

そして、「咀嚼」もセロトニンを出すために効果があり、食事の際よく噛むことでセロトニンが活性化します。

朝起きて、日の光を浴び、朝ご飯をしっかり噛んでセロトニンを十分に出すようにします。

たったこれだけの簡単なことですが、脳が活性化するので、スッキリとして朝の時間を有効活用してパフォーマンスを上げて仕事を行え、ベストな一日のスタートが切れるのです。

仕事の効率化の具体的な行動は?

①意思決定を素早くする

そのためには判断軸(基準)を明確にして優先順位をつけておくことが必要。

②やらなくてもいいものをやめてみる

優先順位の付け方の軸をはっきりさせます。以下の質問を自分に投げかけてみます。

「やることリスト」「やらなくてもいいことリスト」をつくろうとする場合、
・それは本当にやらなければいけないのか?
・やらないと何が困るのか?
・やらないとどれくらい困るのか?
・やらないで困った結果は取り戻せないほど被害が大きいものなのか?

まとめ

たった數十分、縮めたところで何の役に立つ?とは思わないでください。数分、数十分を積み重ねることによって、多くの時間を作りことが出来ます。

この作り出した時間を、勉強や読書などの自己投資に回すことによって、人生は大きく違ってきます。

ライタープロフィール

MONEY-ON編集部
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