不動産投資はお金と法律を熟知すること
不動産投資で重要になってくるのは、お金と法律の知識を熟知することです。中でも、お金の未来の情報を扱うことになるファイナンスの知識は必要不可欠となっています。
ファイナンスでは計画を立てるという当たり前のことから、税務などの知識も扱いますが、そういった事柄の基礎的な知識は必須と言えます。
また、不動産を経営していく上では会計の知識も必須です。この会計の知識は過去のお金の情報を扱うという点で、ファイナンスと合わせてお金の知識の両輪となります。
何故会計の知識が必要かと言うと、不動産を経営する上では確定申告という一年間の儲けがどれだけあったかを申告する義務があるからです。
その他には不動産回りの法律も基本的なことを知っていたほうがトラブルは避けられます。
特に権利関係の基本的な概念などは初心者にはややこしいですが、一度身に付けてしまえば不動産投資をする上で大きな力になります。
この記事では大雑把にお伝えすることしかできませんが、ファイナンス・会計といったお金の知識と不動産の法律の知識があるのが望ましいと言えるでしょう。
その他にも建築や設備の知識などがあるとご自身で不動産を管理される場合も、管理会社に任せる際も意思決定に役立ちます。
不動産投資は立地が最も重要
利回りが良いのでとりあえず購入すれば良い、資産価値が現時点で高そうだからとりあえず購入すれば良いと考えてしまう方も多いかもしれません。
不動産を購入する上で最も重要なのはその土地の立地であることを覚えておきましょう。
同じ広さの土地で同じ建築年数の建物でも、駅からの距離などの立地条件により価値が大きく変動します。
立地に関する有名な話ですが、それまであまり価値が無いとされていた土地の近くで何かしらの施設や駅などが造られることが決まった途端に、その不動産の価値が高騰するケースことが昔からありました。
それほど立地条件というものは重要になってきます。
立地が悪い際に怖いのは、仮に不動産を何らかの事情により手放したくなった際に、価値がつかない場合や、買い手がつかない場合があることです。
そして、手放す際に物件が購入価格よりも大幅に下がってしまうのは避けたいですよね?
基本的に価値のある物件は、主要な駅から近ければ近いほど価値があるとされ、徒歩10分圏内程度の物件が価値のある物件と言われています。
バスや車などの交通機関が無いと行動しにくい物件は、基本的には駅から近い物件よりも価値が低くなる傾向にあります。これらの点から如何に立地の良い物件を購入できるかが鍵になります。
不動産投資は先を読むことが求められる
不動産のみならず投資全般におけることですが、投資には先を読む能力、未だ育っていない物や産業、価値がついていない物に投じる意志決定や胆力が求められます。
仮に今は未だ目立っていない土地でもいずれは何かしらの変化があるかもしれませんし、逆にアクシデントや災害により土地の価値が下がるかもしれません。
投資はリターンを得ることを見据えるのは勿論ですが、リスクに備えて時には我慢したり、傷口が深くなる前に撤退することも求められます。
そういった大局観を持つことや、時には人の裏を張るような力が備わっているかが不動産投資には重要と言えるでしょう。
まとめ
不動産投資の基礎的な情報をお伝えしました。全てが思い通りにいく簡単な世界では無いですが、それだけお金と時間のリターンも得られるのが不動産投資の世界です。
是非、参考にしてみてください。
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