若さは大きな武器になる
投資で結果を出そうと思えば、残されている時間が多いことが大きな武器になります。もし、あなたが20代であれば、それだけで大きな武器になるのです。
若いということは、働ける時間も多く残されているということ。そして、時間も多く残されているということです。
また、働く時間が多く残されているということは、将来にわたって投資に回せる資金があるということであり、時間があるということは、勉強できる時間があるということにもなります。
この強みを活かさない手はありません。
では、20代の人が将来のためにできることとは具体的にどのようなことがあるのでしょうか?
資金を積み重ねていく
不動産投資は、少なくない資金が必要になってきます。そのため、多くの人が融資を受ける道を選びます。
しかし、融資を受けるからといって、自己資金が必要ないわけではありません。融資を受ければ、当然ですが利息が発生してしまいます。
利益を増やすためには、借入利息などの余分な経費を削るために、少しでも多くの自己資金が必要になってくるのです。
自己資金を増やすためには、毎月の収入の中から、不動産投資のための資金を貯めていく必要があります。
とはいえ、お金を貯めることは、それほど簡単ではありません。
余ったお金を貯金していくといった考えでは、なかなか上手くいかないという現実もあるでしょう。そこで、お金を貯めていく仕組みを作ることが大切になってくるのです。
その仕組みの一つが、投資用の通帳を作り、そこに毎月決まった額を貯めていく方法。
例えば、毎月手取りの1割を投資用の通帳に貯めていくようにするのです。手取り20万円であれば、毎月2万円が貯まっていきます。
年間で24万円貯まります。不動産投資に必要な資金を考えれば、少なく感じるかもしれません。しかし、5年続ければ120万円になります。
もし、ボーナスの1割も貯金していけば、積み重ねた結果はそれほど小さなものではないはずです。大切なことは、いまできることを継続していく点にあるのです。
また、口座を分けることによって、投資に使える資金をハッキリと認識することができます。
これによって、不動産投資をいつかしてみたいという目標が、何年後に不動産投資をするといった目標に変わっていくはずです。
投資用の口座を持つことによって、目標地点と現在地点の距離を正確に把握することができるようになります。
相場観を養いながら勉強ができる
将来、不動産投資をするためにできることは、資金を貯めるだけではありません。資金を貯めながら、勉強をすることもできるのです。
なんとなく物件情報を見ているだけでも、見えてくるものがあります。
多くの物件を見ていれば、それぞれの物件の特徴や違いといったものが見えてきますし、物件の値段が高いのか安いのか?といった部分も見えてくるようになるでしょう。
つまり、相場観が身についてくるということ。また、不動産投資に関する書籍などを読み、自分の知識を広げて深めていくことができる時間もあります。
これらの時間を有効活用することによって、将来の成功確率は変わってきます。知識は一度身に付ければ、消えることはありません。
だからこそ、若いうちから知識を吸収して、将来に役立てるようにしておきましょう。
資金が貯まってから、勉強を始めても遅いのです。
多くの物件を見て、比較したり分析することによって、相場観を養っていく。書籍などを読み、知識の幅を広げ深めていく。
不動産購入を考えている地域の市場調査をしっかりとして、情報を入手しておく。
資金を貯めながらでも、これだけのことができるのです。いつか不動産投資をしてみたいと考えているのであれば、早速将来のための準備を始めましょう。
まとめ
いつかしてみたい。そのような漠然とした考えでは、時間が過ぎ去っていくだけで、いつまで経っても実行に移されることはありません。
大切なことは、いまできることを実践しておくということ。今を積み重ねていった先に、未来はあるからです。
そして、それは不動産投資でも同じ。いつかと考えていると、先送りになってしまいがちです。
もし、不動産投資をしたいと考えているのであれば、明日にでも投資用の口座を開設しにいきましょう。それが、最初の一歩になるはずです。
あわせて読みたい
・不動産投資はマンションを一棟丸ごと買うよりも区分所有がオススメ
・サラリーマンの信用力に注目!不動産投資がサラリーマンにおすすめな理由
・不動産投資の最重要課題!物件の選び方を解説します!
・企業の力を示す時価総額を知ろう! みんながよく知るあの企業は桁違い