“サラリーマン大家”という言葉は多くのメディアで取り上げられており人気があります。 “サラリーマン大家”とはサラリーマンとして仕事を続けながら不動産に投資してオーナーになった人のことですが、サラリーマンはもともと安定的な収入があるにもかかわらず、なぜ資産形成をする必要があるのでしょうか。 ここでは、サラリーマンが不動産投資をする理由とメリットについて見ていきたいと思います。

注目を浴びるサラリーマン大家の存在

注目度が高まりつつあるサラリーマンの不動産投資ですが、なぜサラリーマン大家が誕生しているのか気になります。その理由として雇用などの社会的な構造の変化が影響していると言えるでしょう。

老後の不安があるから

サラリーマンは安定していると言われていたのは昔の話です。現代では、誰しもがリストラの不安がないとは言い切れないでしょう。また、長年働いていても給与が確実に上がる保証はありません。

さらに、将来の年金支給についても心配している人もいるでしょう。老後の生活を安心して送るために、不安を解消する手段のひとつに不動産投資を検討している人が増えているのです。

なぜサラリーマン大家が増えているのか

このような時代背景から、しっかりと資産形成をして老後の収入を確保しようと考えるサラリーマンが急増しています。数ある資産形成の中でも特に注目を浴びているのが不動産投資です。

“サラリーマン大家”という言葉を見聞きしたことがあると思います。

マンションやアパートを所有して家賃収入を得ている会社員のことで、不動産を所有していれば誰でも資産形成が可能であることが大きな話題を呼びました。

投資なのでリスクがあるのでは?

不動産投資は投資なのでリスクは存在します。ハイリスクな不動産投資の場合は、大きなリターンが見込める代わりに、その分だけリスクも大きくなります。

一方で、ローリスクな不動産投資の場合は、大きなリターンは望めませんが、リスクを抑えつつ堅実にリターンを得られる可能性が高くなります。

不動産投資は、サラリーマンの信用力でローンを組んで不動産を購入し、家賃収入からローンを返済しながら少しずつ資産形成を進めていく堅実な投資方法です。

投資にはリスクはつきものですが、不動産投資は経験を積んでいくことでリスクコントロールができるようになるのです。

サラリーマンが不動産投資をするメリット

サラリーマンが不動産投資をすることで、得られるメリットは数多くあります。ここでは、不動産投資を始めなければ得られないメリットについて紹介します。

投資方法はシンプル!

FXや株式などの投資は特殊なスキルや利益を上げるためにはそれなりの時間が必要です。

一方で、不動産投資は投資する不動産の選択を間違えなければ、所有している不動産の家賃収入で利益が得られるというシンプルな投資方法です。

また、ローン完済後には家賃がそのまま収入として残りますし、売却して一時金を得る選択肢もあります。

そのため、長期的に安定した不労所得を得たい人にはおすすめと言えます。

バブル期のように売却益で多額の利益を一度に狙うような方法を取らなければ、堅実なサラリーマンには適している投資と言えるでしょう。

サラリーマンだからこそ!確定申告でメリットがある!

サラリーマンは経費として給与所得控除が認められています。不動産購入後は管理修繕費、減価償却費、不動産投資ローンの利息なども経費として計上でき家賃収入から引くことができます。

確定申告を行うときは給与収入と家賃収入を合算して計算することで、所得税や住民税を節税する効果が得られ、還付金を受けられる可能性があります。

そのため、結果的に手元に残るお金が増えるというメリットもあります。

仕事に支障なくできる投資方法!

不動産投資は入居者がいなければ投資として成り立ちません。

そのため、入居者の募集、家賃の入金管理、入居者のクレーム対応、退去後の募集・リフォーム、修繕など入居者を確保するためのさまざまな仕事があります。

これらの業務のほとんどは管理会社にお願いできるので、サラリーマンの仕事を続けながら投資できることもメリットです。

銀行の融資を受けられる不動産投資

そのほかのメリットとして、サラリーマンは金融機関から融資を受けやすいということがあげられます。

サラリーマンの信用力に注目!

毎月一定の収入があるサラリーマンは、実は社会的にも信用力が高いのです。そのため、勤続年数や年収にもよりますが、比較的金融機関から有利な条件でローンを組めることが多いです。

たとえ自己資金が不足していたとしても、投資する不動産の資産価値が高かったり、個人の信用力が高いなど、金融機関の条件を満たすことができれば、頭金なしでフルローンを組める場合もあります。

ほかの投資方法にはないメリットがある!

金融機関から融資を受けることができるのは不動産投資特有のメリットです。

新築のワンルームマンションを購入した場合でも、月々のローンは入居者からの家賃収入+1万円前後で返済することができます。

サブリース契約(家賃保証)等で家賃収入が毎月安定的に入ってくるようであれば、自己資金を大幅に持ち出しするケースは少ないと言えるでしょう。

サラリーマンならではのメリットを活用しよう!

サラリーマンは平日にまとまった時間がとれない、残業があるなど投資を始めるときには時間的な制約があります。

しかし、将来に漠然としたお金の不安を抱えていて、堅実な投資をしたい、サラリーマンを続けながら無理なく投資をしたいと考えている人は、不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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