株式投資によって利益を手に入れるには、三つの方法が存在します。
一つが、株を買ったり売ったりして得られる売買益。
二つ目が、配当によって得られる配当金。
そして、三つ目が株主優待によって利益を得る方法です。

株式投資ときくと、売買益や配当を受け取ることによって利益を手に入れるというイメージを持たれている人も多いかもしれませんが、実は株主優待で手に入れられる利益も利回りで見れば、それほど小さなものではないのです。

今回は、節約にもつながる株主優待の仕組みと魅力について紹介していきたいと思います。

株主優待とは?

まずは、株主優待について簡単に説明していきたいと思います。株式会社は、株主のものです。例え、保有している株数が少なかったとしても、それは変わりません。

つまり、株主は会社のオーナーということができます。持っている株数が全体の1%分であれば、その会社の1%はその人のものだということなのです。

そして、オーナーであれば、会社が手にした利益を受け取る権利を持っているといえます。その利益の受け取り方法として、配当金というものが存在するのです。

配当金は、株主還元ということ。そして、株主優待も同じ株主還元の一つとなっています。

また、株式会社は株主のものなので、保有している株数が50%を超えると、実質その会社を支配できるといえます。つまり、買収することができるということ。

会社としては、それは避けなければいけない事態といえます。だからこそ、会社自身も持株会などを含み、ある程度の株数を確保しておくようにしているのです。一つの自衛手段といえます。

そして、もう一つの自衛手段としての方法が、多くの個人投資家に株を保有してもらうというもの。

多くの個人投資家に株を持ってもらうということは、株の分散につながるので、結果的に買収を防ぐ手段となるのです。

多くの個人投資家に株を購入してもらう一つの方法として、株主優待の充実度を高めている会社も存在します。

株主優待の中身とは?

では、株主優待とはどのようなものがあるのでしょうか?これは、それぞれの会社によって違ってきます。

比較的多い株主優待は、自社商品の詰め合わせや、商品やサービスの無料引換券、割引券などです。

また、図書カードやクオカードといった金券を株主優待としている会社もありますし、ユニークな株主優待も多く存在します。

さまざまなものが、存在する株主優待ですが、その魅力は利回りにもあるのです。中には、10%以上の利回りになる優待も存在するので、賢く手に入れることによって、大きなリターンを手に入れることもできます。

自社商品や自社サービスを優待にすることによって、このような大きなリターンを可能にできている部分があるのです。

株主優待で賢く節約?

多くの企業が取り入れている株主優待ですが、その中身は自社商品や自社サービスに関連するものが多いと紹介してきました。

例えば、大手外食チェーン店などの場合には、食事券などが存在します。

もし、ランチやディナーで利用する店が優待を設定していれば、株主優待を手に入れて、利用することによって、少なくない節約効果をもたらしてくれます。

娯楽施設を利用する機会が多いのであれば、その施設を運営している会社を調べてみましょう。もし、その企業が上場していれば、株主優待を実施しているかもしれません。

株主優待を実施していれば、娯楽施設の使用料が安くなったり、無料になるかもしれないからです。株主優待によって、安くなったり無料になれば、その金額を節約できたということになるのです。

株主優待を活用することによって、得られる大きなメリットとなります。

上場している企業の数は、私たちが思っているよりも多く存在しています。また、株主優待を実施している企業の数も決して少なくありません。

これらを賢く利用することによって、節約につなげていくことが可能です。

株式投資で利益を手に入れる方法は、このような方法も存在することを忘れないでください。

まとめ

最近では、株主優待の特集といった書籍も多く発売されていますし、その存在は多くの人に知られるようになりました。

知名度が高まってきているということは、人気がでてきたということ。人気が出てきたということは、企業も株主優待の存在を軽視できなくなってくるでしょう。

現在は株主優待を実施していない企業も、今後の導入を検討するかもしれません。

株式投資というと、売買益や配当にばかり目が行くかもしれませんが、株主優待を賢く活用してくことによって、節約効果を得られるということを覚えておいてください。

ひょっとしたら、普段、利用している店舗やサービスなども、運営元が上場していれば優待を実施している可能性もあるのです。

まずは、自分が利用している店舗やサービスの運営元について調べてみるようにしましょう。

上場して、株主優待を実施していれば、思わぬ節約効果が期待できるかもしれません。

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