給料日前で金欠、イベント前なので出費を抑えたい・・・。そんなとき、簡単に抑えられるのが食費ですよね。外食を減らすことはもちろん、マイボトル等を持ち歩いて飲み物代も節約する方も多いのでは?しかし、それでもなかなか大きな節約にはならないのが現実です。最後のひと踏ん張り、今回は家で出来る食費節約術、コスパの良い料理法・料理を紹介します。

コスパの良くなる食材・料理法

毎日の食事のコストパフォーマンスを上げるためには、食材費の節約が第一条件になります。そこで、食材費を安く抑えるために選ぶべき食材・料理法をまずは紹介します。

節約の代名詞と言えば「もやし」

節約と言えば真っ先に挙げられる食材がもやしですね。1袋20円前後と家計の味方。また、カロリーも低くダイエットの味方でもあります。そしてその汎用性の高さも魅力の一つ。

おすすめは肉や野菜と一緒に炒めてかさましする方法です。また、お鍋の中に入れてかさましをするのも魅力的。ただし、もやしは消費期限が短いので早めに使い切りましょう。

育てられる「豆苗」

豆苗もコスパ最強食材。1パック100円前後ともやしには劣りますが、一度刈り取った後、水を与えておけばまた収穫できるところが豆苗の最大の魅力です。家庭菜園感覚で栽培することをぜひおすすめします。

調理方法としては、鍋やナムル、豚肉の野菜巻きなどがおすすめ。特にナムルは献立にプラス1品が欲しい時に重宝出来ます。さっとゆでてゴマ油・中華だし・塩・醤油を和えるだけで簡単に作れますよ。

とにかく安い「鶏胸肉」

節約の味方、肉部門の筆頭に上げられるのが鶏胸肉です。スーパーの特売日によっては100グラム50円前後で手に入れることが出来ます。特売日に沢山入手して冷凍しておきましょう。そして冷凍した日を記録しておくことを忘れずに!

冷凍したからと言って肉が痛まなくなるわけではありませんので、早めに使い切りましょう。鶏胸肉の最大の弱点は、脂身が少なくパサパサしてしまうこと。そんな時は下ごしらえの際に調理酒に漬けておくとパサパサが軽減されます。炒め物の前にはぜひ下ごしらえを!

たっぷり使いたい「きのこ類」

きのこ類も年間を通して安価で流通されています。特にえのき・しめじは1株100円前後で売られていますね。きのこ類は複数を組み合わせることでうまみが増します。また、カロリーも低くかさましにも最適!

2種類のきのこを調理酒で蒸し焼きにし、塩と一味で味付けすると、保存の効く1品に。保存をする場合は水分を良く飛ばしてくださいね。きのこを油で炒めて醤油味のうどんに入れてもおいしいですよ。

コスパ最強料理

家で料理を作る際、余った食材をどうするか悩んだことはありませんか?少しだけ余ってしまった、食材が痛み始めてしまった、そんなときの悩みを解決する料理を紹介します。

栄養バランス良しと言えば「鍋」

寒い時期に食べたくなる鍋。実は、シメを含めると野菜・肉・炭水化物を一度に取れる栄養バランスが非常に良い料理なのです!しかも洗い物も土鍋・取り皿だけ!もやしや豆苗・豆腐等冷蔵庫に余っていた食材と冷凍しておいた肉を鍋に入れて煮るだけで完成します。

市販の鍋つゆがやっぱり一番おいしいけれど、そこはぐっと我慢して。生姜と水だけで煮てポン酢で頂くもよし、和風だしと醤油・味噌で自分好みの味付けを見つけてみるのも楽しいですよ。

余った野菜を入れて「すいとん」

小麦粉とぬるま湯で作るすいとん。素朴な味がたまに恋しくなりませんか?冷蔵庫に眠っていた余った根菜類・葉物・きのこ等を入れて和風だし・醤油でつゆを作ればあとは小麦粉とぬるま湯で練ったすいとんを鍋に入れて煮込んでいくだけ。

油揚げや鶏胸肉を入れると味に深みが出て美味しくなりますよ。小麦粉でも作れるすいとんですが、頻繁に作るなら専用のすいとん粉をストックしておくのも良いですね。

かさまし「肉炒め」

節約をしていてもがっつりお肉が食べたい時もありますよね。そんな時におすすめしたいのがかさまし肉炒め。豚肉の生姜焼きや塩コショウ炒めには、もやしや玉ねぎをたっぷり入れると栄養バランスが整い、かさましにもなります。

まさに一石二鳥!また牛肉の薄切りをもやしや玉ねぎなどと炒め、焼き肉のたれをかけるだけで美味しい肉炒めができあがります。ぜひ試してみてくださいね!

財布にも体にも優しい節約を!

お金を節約したいからと言って、食費を削り、栄養価を落としてしまっては不健康です。体を壊して余計に出費してしまう・・・なんてことにもなりかねません。

しっかり食べて、お財布にも体にも優しい節約をおこなってください!

 

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