デキるサラリーマンほどジムにせっせと通って筋トレに打ち込んでいるといいます。かつてアメリカでは肥満のサラリーマンは出世しないといわれていました。 自分のカラダをコントロールできない人間に人を束ねる管理職は任せられないという考え方からでした。 日本ではそこまでキツくはありませんが、仕事がデキる人ほど定期的にジムで汗を流したり、健康管理に気を配っている人が多いようです。 そこで、ここでは筋トレが持つ効果とデキるサラリーマンとの関係についてご紹介します。

筋トレをすると生活のクオリティがアップする

サラリーマンが筋トレをすると仕事やプライベートにいい影響を及ぼします。

というのも、筋トレをはじめ運動を生活の中に取り入れると、体を動かすことはもちろん食事や睡眠など、健康を意識した習慣に生活が変化していくからです。

まず、筋力がアップして筋肉量が増えると体が軽くなり体調が改善します。

健康診断で問題が指摘されていた場合でも、筋トレで体質が変わるとともに血液検査の値がよくなるというのよく聞く話です。

抵抗力がアップして風邪を引きにくくなったり、スタミナがついて仕事の踏ん張りが付いたり、あらゆる方面にプラスとなります。

仕事で大切な管理能力が身につく

筋トレは競争を目的にするスポーツと違い、自分のペースで自分の限界を乗り越えていくものです。

昨日よりは今日、今日よりは明日と、たとえ少しずつであっても目標を着実にクリアしていく努力が必要となります。

筋トレを上手に成功するのに大切なポイントは、筋トレを続けることはもちろんですが、食生活を筋トレ向けのものにスイッチすること、さらには仕事をしながら筋トレのための時間を確保することにあります。

食生活は、炭水化物や糖質は控え、たんぱく質を中心にした食事に切り替えることです。

また、どんなに業務や残業が続いても自分が決めたトレーニングの時間はこなすことも大切です。

こうした地道な努力が筋トレを成功へと導きます。

筋トレをすることによって、サラリーマンにとって仕事を円滑に進め成果を出すのに欠かせない能力が養われていくのです。

たんぱく質中心の食生活が意識を変える

近年、糖質制限の重要性が強調されています。

炭水化物や糖分を控えることでダイエットや体調に役立つことがわかっており、野菜や動物性たんぱく質中心のメニューが健康維持に大切といわれています。

糖質すべてをカットする偏ったやり方は体調を崩してしまいますが、炭水化物や糖質を過剰に摂りすぎている現代人が控え目にすれば、体調が軽く頭もすっきりするという声が多く聞かれます。

筋肉づくりをサポートする栄養素といえばたんぱく質です。とくにササミや大豆製品、ブロッコリーにはたんぱく質が多く含まれており、アスリートの間で日頃からよく食べられる食材であると知られています。

また、筋トレをダイレクトにサポートするアイテムであるプロテインは本格的に筋肉を増やすのに役立ちます。

なぜなら、筋肉を鍛えて量を増やすには、定期的に刺激を与えて休ませる、というサイクルを繰り返さなければなりません。

この「超回復」というメカニズムによって、一度ダメージを受けた筋肉が栄養や休養を経てわずかに大きくなっていきます。

超回復を支えるのに大切な栄養素がたんぱく質になります。

筋トレで成果を出したい場合、一般のアスリート以上にたんぱく質量が必要となるため、たんぱく質を効率的に補給できるプロテインはとても役立つのです。

筋トレで時間管理能力が身につく!?

多忙なサラリーマンにとって業務に優先順位をつけてクリアしていく時間管理やタスク管理の能力は不可欠です。

それまで業務をこなすだけで精一杯だったサラリーマンが筋トレをはじめるとなると、そのぶん筋トレのための時間を確保する必要が出てきます。

朝や日中は仕事で追われる毎日であれば、どうしても仕事が終わった後にジムに通ったり自宅での筋トレをしなければなりません。

筋トレの時間を作るためには今まで以上に業務を効率化して仕事に集中していく必要があるのです。

筋トレをはじめた当初は仕事で疲れている上に運動が上乗せされるため余計に疲れて辞めたくなる場面も出てくるでしょう。

しかし、1ヶ月、2ヶ月と耐えていくうちに体力が付いてくれば自然に持久力や精神力が出てきて、仕事終わりに筋トレをしないとスッキリしないぐらいまで成長していくことができます。

このように筋トレは単に健康面への影響だけでなく、精神力が鍛えられ、その能力を仕事に発揮できるなど、多方面にメリットがあるのです。

どうでしょう、あなたも今日から筋トレをはじめてみませんか?

筋トレをはじめることは仕事やプライベートまでそれまでとは違う自分に出会えるチャンスです。

ぜひデキるサラリーマンの条件といわれる筋トレにチャレンジしてみてください。

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