用途は多彩!財布が欲しい男性
まずは第一にあげられるのは「第二の財布が欲しい男性」です。
今は懸命に仕事をこなしても、中々年収が上がらない時代です。そういう時代背景を受けて、最近では副業が解禁の動きをみせていますし、投資を勧める動きも活発です。
できれば本業以外での収入が欲しいと思っている方は多いことでしょう。
やるからには相応に勉強が必要になりますし、これも投資ですから必ず儲かる訳ではありませんが、選択先の一つとして十分に検討の余地があるでしょう。
そもそも現代は「本業収入だけで十分な資産形成をするのは難しい時代」です。その結果、老後破産する方や教育費準備が間に合わなかった方などを、方々で聞くようになりました。
そんな風になりたくない方は、ぜひ真剣に検討してみましょう。
年収のかさ上げに!
続くは婚活中の男性です。どうしても婚活中の男性は「年収」「経済力」といったものを女性から求められる傾向にあります。
しかし、そうはいっても年収は男性でも簡単には上がらない時代になりました。そんな自分の年収にお悩み中の男性には、不動産投資がピッタリだといえます。
投資の手法にもよりますが、不動産投資は「毎月、安定的な家賃が手に入る」という特徴があります。
このため、仮に毎月10万円の家賃収入が入るとすれば、年収で120万円を加算して女性に話すことができる訳です。これ、かなり大きい年収アップですよね。
設けた利益を婚活や結婚資金に充てることもできますから、年収にお困りの男性は、ぜひ一度検討してみましょう。
一番定番!?相続対策をしたい男性
最後は「相続対策をしたい男性」です。自力で大金を稼いだ方から相続で大金を得た方まで、ともかく多額の現金を持っている方は、相続税や子ども達の相続争いが気になるものといえます。
一番の定番ともいえますが、そういう方ならやはり不動産投資はお勧めです。
また最近では、相続対策がしたい一方で、自分たちの終わりが読めない老後も気になる方が、両方の意味合いで不動産投資を検討している声も増えつつあります。
今までの蓄えは相続を考えて不動産にして、自分たちの老後資金は賃貸収入で賄っていくという考えです。
さらに言えば、相続の一歩手前の老後を考えて、賃貸人が入ればそのまま賃貸に出し、入らない時には自分が入ることで老後の住まいを確実に確保しようとする方もいます。
まだまだ「家賃はもったいない」と考える方もいますから、そういう方にはお勧めです。
不動産投資は数少ない「現物への投資」
不動産投資は、他の投資とは違って「現物への投資」という特徴があります。つまり投資対象が目に見えるため、やっているだけで「周囲への信用」に繋がる訳です。
まさしく、一昔前の「不動産投資をしているならお金持ち」というイメージを周囲に与えられます。
また一般的な方が不動産投資をする時には、ローンを組むことが多いですが、ローンは信用が無ければ借りられませんから、自営業者では中々実行できません。
つまり、サラリーマンだからこそやりやすく、自分を中心とした「信用の好循環」を生み出せる事になる訳です。
仮に不動産投資としては賃借人が入らないなどで失敗したとしても、不動産自体は残るわけですから、値上がりによる売却も狙えますし、自分で住むことも可能になります。
最近なら民泊やシェアハウスも人気が高いですから、運用方法も含めて、一度考えてみませんか?
利益は賃料収入と売却金
不動産投資とは、ざっくりいえば「不動産を買って貸し出す」ことで利益を狙います。
そして利益は、大きく「賃借人から受け取る家賃」と「購入した不動産を売却して得るお金」です。
このどちらかの利益、あるいは両方の利益を狙うのが不動産投資の基本になります。
このため、不動産投資は「その不動産に賃借人が入るかどうか」と「将来的な不動産の値動き」が極めて重要です。
そして簡単にいえば、これらはどちらも「人気があるかないか」で決まってくるため、この点における判断・決断がとても重要になってきます。
また不動産投資は、「ローン返済も元金回収も時間がかかる」という点が特徴です。つまり、それだけ「先々を読む力」が重要な投資になります。
どんなに今は人気がある地域でも、数年後、数十年後は分かりませんから、未来を見据えた上で投資するようにしましょう。
資料とサブリース契約に注意
不動産投資では、「資料」と「サブリース契約」に注意が必要です。あなたも賃貸物件を借りた経験があるとお分かりでしょうが、不動産はどうしても「築年数」が重要になってきます。
古くなった物件ほど、家賃を下げたりリフォームしたりしないと、賃借人が入りません。
にも関わらず、不動産投資を勧めてくる営業マンが持つ資料は、「延々と同じ家賃が入ってくる前提の架空の計算書」という事が少なくありません。
この点を補う意味と物件管理のために、最近ではサブリース契約を結ぶことが多いですが、この契約にも注意が必要です。
もっとも注意しなければならないのが「賃料の保証期間」といえます。
表面上は相当の長期間、家賃を保証する旨が謳われていますが、実際には2年毎程度で見直される事も多く、トラブルの元になる事も多いのが実情です。
これらを踏まえて、やるか否かは決断しましょう。
少し余談ですが、賃料の決定者は「不動産の所有者であるオーナー」です。ただし、サブリース契約をすることで、実質的な決定者は契約相手になります。
賃料減額の要望を断れば、相手は契約を解除するでしょうからね。
契約解除が自由という点でサブリース会社は普通の賃借人と変わらない、むしろ賃料減額を言ってきやすい「厄介な賃借人」という点に、十分に注意しましょう。
そしてだからこそ、結局のところ「賃借人が入りやすいか否か」という基本的な観点が、不動産投資では何より大切といえます。
ローンを組むメリット・デメリット
一般の方が不動産投資をする場合は、不動産投資用のローンを組むことが多いですが、これにも注意が必要です。
そもそもこのローンは、文字通り住宅ローンのような「高額な借金」なので、返済が何十年にも渡ることも多く、また住宅ローンより金利も高めといえます。
もっとも利点もあり、一番のメリットは「自己資金のかさ上げ」ができる点です。これによって、自己資金ではできない方でも不動産投資をすることが出来るようになります。
そして、ローンさえ終われば不動産は残りますから、住宅ローンと同じく嬉しいメリットでしょう。
その反面、「不動産投資の結果に関わらずローンと金利の支払いが続く」のがデメリットです。
特に、不動産の収益性は基本的に落ちるにも関わらず、ローンの支払いは落ちませんから、将来的には収支計算が狂うこともある点に、最大級の警戒が必要といえます。
元金回収時期が遅いほど高リスク
不動産投資に限りませんが、投資は「いくら投資して、いくら利益が見込めるか」という収益性が大切な要素です。
また逆に「この投資をすることで、いくら損失がでる可能性があるか」というリスク管理も重要になります。この2つを両面から考えた判断が基本です。
その上で、不動産投資は「時間がかかる」「築年数で価値が下がる」という特徴がありますから、元金を回収できる時期や住宅ローン完済時期が遅いほどにリスクが高いといえます。
逆に、それらを数年で達成できそうなら、あとは利益ですから、安心といえるでしょう。
未来がどうなるかは誰にも分かりませんが、当然に「遠い未来ほど変わりやすい」といえます。
そして、利益なら少々の変動があっても問題ではありませんが、損失はわずかでも積み重なることで大事になる可能性を秘めていますから、この点を見極めていきましょう。
儲かるか否かは誰にも分からない
そもそも投資に不慣れな方が投資を考えると、どうしても「警戒しすぎて一切手を出さない」か、そうでなければ「都合の良い情報だけを見て、実質的にノーリスクで儲かると考える」かのどちらかという事が多いです。
後者は営業マンの影響という事も多いですけどね。
しかし、特に後者は100%ありえません。投資とは「リスクを取る行為」であり、「取ったリスクに応じてリターンが得られる」という性質があります。
そして、不動産投資のリスクは、大きく「取れる賃料や不動産価格が下がるリスク」と「賃借人が入らないリスク」です。
そして不動産投資の場合、前者は時間が経つほどに発生しやすく、後者は当初から発生してもおかしくないリスクといえます。
だからこそ、不動産投資も「儲かるか否かは誰にも分からない」行為ですから、十分な下調べと勉強をもとに、実行していきましょう。
まずはいろんな投資方法を知るところから!?
そもそも、世の中には不動産以外にも様々な投資対象があります。そしてそれぞれに、一長一短の特徴がある訳です。
投資は十分な資産形成に欠かせない行動といえますから、できれば盲目的に跳ね除けるのではなく、まずは各投資の特徴を知ることから始めましょう。
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