政府や日銀の発表によると、景気は上向いているとされています。

景気回復を実感できていない人もいるかもしれません。しかし、実際、企業では深刻な人手不足に悩まされるようになってきています。
このまま人手不足が続けば、労働者の賃金アップが考えられます。そうなれば、社会全体が景気回復を実感するようになるでしょう。

では、この状態はいつまで続くのでしょうか?今回は売り手市場の今だからこそできることについて考えてみたいと思います。

なぜ人手不足が起こるのか?

そもそも、なぜ人手不足が起こっているのでしょうか?その原因は、過去の金融危機が関係しています。それが2008年に起こったリーマンショックです。

100年に1度といわれた金融危機は世界中の経済に大きなダメージを与えました。その結果、企業は商品の製造をコントロールして抑えるようになりました。

売れないのに作っても材料費がかかるばかりで、意味がないからです。生産量を抑えれば、必要な労働者の数も減ります。

企業は、新規社員の募集をストップしたり、リストラによって規模に応じた人員にしました。

しかし、景気が上向いてくると抑えていた生産量が増えてきます。その結果、再び多くの労働者が必要になってきたのです。労働者の数は限られています。これが、人手不足の正体の一因とされています。

また、日本は少子高齢化といわれるように、若い労働者の数も減ってきています。このことも、将来的な人手不足要因になるとされていて、問題の深刻度を深めています。

人手不足の状況は若いビジネスマンにとってチャンス?

今年の新卒は羨ましい。そのような声を聞くこともありますが、実はこの状況で果実を手に入れられるのは新卒者だけではありません。

新卒者の内定率の高さを他人事だと思って見ているだけでは何も始まりません。新卒者の就職情報というのは、景気状態を表しているのです。だからこそ、他人事だと考えないようにしましょう。

20代のビジネスマンはチャンス!

特に、20代のビジネスマンにとっては大きなチャンスともいえます。

あなたは、現在の会社に満足していますか?自分の仕事に対して正当な評価を受けていると感じていますか?

対価としての給料に不満はありませんか?将来的に考えて、この会社でいることが最善だと思いますか?

もし、これらの質問にネガティブな答えが出てくるようであれば、転職について考えてみるのも一つの選択肢です。

転職と聞くと、負のイメージを持つ人もいるかもしれません。確かに、転職したことによって給料が下がったというケースもあるでしょう。

しかし、今は100年に1度の金融危機を乗り越え、景気が回復してきている段階なのです。まして、人手が足りていないという状況なのです。市場があなたの価値を見直す条件は揃っています。

いい状態のときこそ準備に重点を置く

いい状態のときというのは、ある程度努力しなくても物事はうまく進んでいきます。だからといって、そこで満足していると、逆に動いたときに後で苦しめられることになります。

では、どうすればいいのでしょうか?景気が上向き始めていて、人手不足が叫ばれている今だからこそできることがあります。それが、自分を成長させるということです。

景気がいいときも悪いときも優秀な人材は常に求められています。

景気が悪くなってから努力をしても、成果が出るまでには時間がかかるので、苦しい時間の中での努力が必要になります。そのため、自分の成長のためにかけられる時間も労力も少なくなるでしょう。

しかし、景気がいいときというのは、社内での研修や資格取得のためのサポートなどが充実しています。景気がいいと言われているときだからこそ、これらの制度を利用して自分の力を伸ばすチャンスなのです。

また、人手が足りていない今だからこそ、外に目を向けてみるべきです。今後のキャリアを考えたとき、今の会社は適切なのか?ということを見極める必要があります。

自分の市場価値を見極めて、将来のためにできることを始めてみませんか?

まとめ

景気が上向いてきている今だからこそ、できることがあります。

さまざまな意見があるでしょうが、日本経済は追い風が吹いている状況です。株の格言でも国策に売りなしというのが存在します。

日本は一丸になって、長年苦しめられてきたデフレからの脱却を目指しているのです。この状況を自分に関係ないと思うか、自分のことだと認識するのかによって、行動は変わってきます。

もし、自分の市場価値と給料に開きがあると感じているのであれば、転職を視野に入れてみるのも一つの選択肢だと思いませんか?

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