まずは見直しから
節約と一言でいっても、その方法にはさまざまな方法があります。日々の買い物の量を減らすというのも節約ですし、電気やガスの使用量を減らして公共料金を安くするという方法も節約です。
また、保険や携帯料金といった固定費の見直しも節約につながります。
多くの人が最初にトライするのが日々の買い物の量を減らしたりする方法ではないでしょうか。
例えば、毎朝飲んでいたコンビニのコーヒーを2日に1回にするといった日常のちょっとした買い物の節約が代表的なもの。
もちろん、これも立派な節約になるのですが、なかなか結果が見えにくいという難点があります。そして、この点にこそ節約の難しさがあるのです。
100円のコーヒーを毎日買っていて、それを半分にする。そうすると、30日の半分で1,500円が節約できるのですが、これだけだと節約効果も低いので成功しているのかが分かりません。
だからこそ、節約しようと決めた時には、まず大きな視点で考えていくことが大切になってきます。
では、大きな視点とはどのようなものなのでしょうか?それが、家計の全体把握にあります。
面倒くさいと感じてしまう人もいるかもしれませが、節約を成功させるためには避けて通れない道なので、この機会にトライしてみましょう。
まずは、月々使っているお金を把握することが重要です。何にいくらつかっているのか?それを知ることによって、どこを削れば、いくら手元に残るのかが見えてくるようになります。
一つ一つは小さいと意識する
節約のコツは、一つ一つの効果は小さいかもしれないと認識することにあります。
1,500円の節約に成功しても、期待している効果は得られないかもしれません。しかし、それが3つになれば、4,500円の節約になります。
そうすると、年間で54,000円の節約になるのです。まずは、継続させていくためにもこの部分を理解しておく必要があります。
家計の全体把握をすることによって、出費項目を洗い出すことができます。そして、数ある出費項目の中で、削れそうな部分を探していくのです。
その時には、無理をして削るのではなく、月々に1,500円程度の節約を意識していくようにしましょう。月々に1,500円程度であれば、意外に簡単に削れるはずです。
ポイントは無理な設定をしないということ。一つの項目で無理をするのではなく、数ある出費項目の中から1,500円程度の節約が可能な項目を探していくのです。
まずは年に6万円!
節約を継続していくのが難しい点は、効果が見えにくい部分にあります。本当に節約できているのだろうか?節約を続けていると、このような考えにとらわれてしまうこともあります。
そこで、必要になってくるのが目標です。
目標があれば、どこに向けて頑張っているのかが明確になります。ゴールが見えれば、そこに向けて走り続けるモチベーションが上がるのと同じです。
まずは、月に5,000円。年間で6万円の節約を目標にしてみてはどうでしょう?
年間で6万円の出費が減れば、それだけ貯蓄が増えるということ。そのための口座を準備するのも、モチベーション維持のために、いいかもしれません。
節約による効果を得るためには、時間が必要です。そのことを理解して、定めた目標に向かって継続していく。これが、継続していくポイントになるのです。
その時に強い味方になってくれるのが新しい口座です。節約によって、残すことができた金額を視覚化できる新しい口座の存在は、あなたの力強い味方となってくれるはずです。
まとめ
節約の継続は簡単ではありません。
そして、残ったお金を貯蓄していくという考えでは、なかなか貯金が増えていかないという現実もあります。
だからこそ、節約を継続していき、その節約によって余ったお金を貯金していくというシステムが重要になってくるのです。
何度も繰り返しますが、節約によってお金を残していく時に大切なのは、継続していくことなのです。
継続していくことによって、その効果はどんどん大きくなっていきます。また、継続した実績が見えてくれば、モチベーションも上がり、さらなる節約にトライしていくことにもつながります。
小さくとも続けていく。それが、最初のステップとなるのです。
まずは、家計を見直して数ある出費の項目から少しでも削れる部分を洗い出して、月に5,000円の節約から始めてみませんか?
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