ビジネスマンにとって、眠気を飛ばして頭をクリアにしてくれるコーヒーは日々の仕事に欠かせないものですよね。

コーヒーで気合いを入れたり眠気を防いだり、コーヒーの飲み方は人それぞれです。

でも、普段何気なく飲んでいるコーヒーには眠気を防ぐ以外にもさまざまな効果があるのです。

日々、仕事と戦うビジネスマンにこそ知ってほしい、コーヒーの健康効果や、仕事の効率を上げるコーヒーの飲み方についてご紹介します。

コーヒーがもたらす健康効果はたくさん!

コーヒーに含まれる成分といえばカフェインが有名ですよね。

カフェインの過剰摂取は身体によくないという理由からか、いつしかコーヒーそのものにも「飲みすぎ注意!」というイメージができていき、コーヒーの持つ健康効果についてはあまり知られていませんでした。

しかし最近では、数々の研究結果によりコーヒーの健康効果が知られつつあります。

国立がん研究センターなどの多目的コホート研究(コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について)によると、コーヒーを毎日多く飲むと、心臓病や脳血管疾患、呼吸器疾患などの死亡リスクが下がるということが明らかになったのです

この研究では、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全くコーヒーを飲まない人に比べて24%低いことが分かっています。

また、コーヒーと予防医学の研究で知られる岡希太郎先生の著作では、コーヒーのもたらす健康効果についても多く述べられています。

岡氏によると、毎日のコーヒーは2型糖尿病やパーキンソン氏病の予防、動脈硬化予防などにも効果があるということです。

※出典
「コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について」(国立がん研究センター社会と健康研究センター 予防研究グループ)
「カフェイン」(全日本コーヒ―協会)
「ポリフェノール」(全日本コーヒー協会)
参考文献:「毎日コーヒーを飲みなさい」岡希太郎著

コーヒーがもたらす健康効果はこんなにある!

  • 血糖値を下げる
  • 血圧を調整する
  • 血流を改善する(血行促進)
  • 血管拡張作用がある
  • 消化器官の働きを活発にする
  • 抗酸化・抗炎症作用がある
  • 交感神経を刺激(基礎代謝を促進)する
  • 脂肪燃焼効果がある
  • 覚醒作用がある
  • 胃酸の分泌を促進する
  • 利尿作用がある
  • 疲労抑制作用がある
  • 口臭を抑える作用がある

死亡リスクが下がるだけでなく、これだけの健康効果もあるコーヒー。

今まではカフェインの覚醒作用や利尿作用ばかりが取りざたされていたため、「コーヒーは眠気覚まし」「コーヒーは利尿作用があるため、身体が冷える」とされてきました。

しかし、コーヒーは上述したとおり血行促進や脂肪燃焼効果があり、暖かいコーヒーを飲めばむしろ身体を温める効果があることもわかってきたのです。

また、コーヒーの主成分でカフェインより多くを占めているのがポリフェノールです。

ポリフェノールは赤ワインなどに含まれる抗酸化物質で、美容成分としてよく知られています。実はコーヒーには赤ワインと同じくらいポリフェノールが含まれているため、その強い抗酸化作用はシミや皮膚がんの予防にも効果があるとされています。

さまざまな健康効果があるコーヒー。不安な気持ちがあった人も、気兼ねなく飲めるようになりますね。

仕事を効率化させるコーヒーの飲み方

コーヒーには健康効果があることは事実ですが、何事も取りすぎはNGです。

上述の研究によると、死亡リスクが下がるコーヒー量は1日3~4杯です。

1日5杯以上飲んでいた人は逆に死亡リスクが上がってしまいましたので、飲みすぎは逆効果ということになりますね。

健康効果を高めつつ、仕事の効率を上げるコーヒーの飲み方をまとめました。

仕事を効率化させるコーヒーの飲み方まとめ

コーヒーを飲む量:1日3~4杯
ビジネスマンは体調管理も仕事のうち。病気予防、死亡リスク低下につなげるためにも、健康に効果的な量を飲むようにしよう。

コーヒーを飲むタイミング:「食前」「食中」
コーヒーは血糖値の上昇を抑える効果があるため、上手に血糖値コントロールしてパフォーマンスの低下を防ごう。血糖値のコントロールは、ダイエットにもつながる。

コーヒーを飲む時間:朝から午後にかけて飲む(飲む時間を決めておくのがおすすめ)
冷え性や低血圧の人は朝食前や出勤時に飲むと、体が温まり1日のスイッチが入りやすい。ただし、コーヒーは胃酸の分泌を促進するため、胃が弱い人は少量のミルクを入れて刺激を和らげよう

昼食前に飲むと食事中の血糖値をコントールし、午後からの眠気を抑えて集中力を保つことができる。

15時ごろのコーヒーブレイクでは、暖かいコーヒーを飲めば香りも味わえ、リラックス効果もある。カフェインには疲労物質の働きを抑制する効果もあるため、終業時刻までのあと少しの気合いを入れやすい。

集中力が切れないよう、効果的なタイミングと時間にコーヒーを飲むようにすれば、コンビニのコーヒーでも缶コーヒーでも十分効率を上げることは可能です。

量とタイミングと時間を考え、自分に合ったコーヒータイムを見つけましょう。

まとめ

さまざまな健康効果のあるコーヒー。しかし、コーヒーで仕事のパフォーマンスを上げるためには、適切な量とタイミング、飲む時間が何より重要です。

そして、飲むときはしっかりと味わうことです。仕事中もだらだらと飲み続けて、デスクや書類にコーヒーをこぼすなんてことはないようにしたいものです。

コーヒータイムはゆっくりと楽しみ、飲み終えた後はしっかりと仕事に集中し、仕事の効率を上げられるビジネスマンになりましょう。

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ライタープロフィール

服部椿 (はっとりつばき)
服部椿 (はっとりつばき)
とある金融系企業で10年間勤務する中でFP資格を取得。お金の情報を提供するメディアを運営するかたわら、コンテンツの企画・編集・執筆まで幅広く経験。執筆の楽しさに目覚め、フリーライターとして独立。
「世の中の役立つ情報を整理し、知識や知恵をプラスしてわかりやすく記事にすること」がモットー。
家計/節約/貯蓄/投資/年金/教育/住宅ローン/保険/ビジネス事情など幅広い記事を執筆。
<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)