少額から始められる不動産投資。それがREITです。 REITとは、不動産投資信託のことで。投資家から集めた資金を元手に不動産を購入して、家賃収入で得た利益から手数料などを差し引き、残った利益を投資家に分配するという形の金融商品のこと。 自分で物件を購入するとなると、必要な資金も多くなる点を考えると、気軽に始められる不動産投資といえることができます。しかし、気軽に始められるといっても、全く知識がないまま投資をするわけにはいきません。 そこで、今回は少額から始められる不動産投資REITのリスクについて紹介していきたいと思います。

REITの魅力

REITのリスクについて説明する前に、まずはREITの魅力について紹介したいと思います。

REITの魅力は以下のようなものがあります。

  • 少額から不動産投資が始められる
  • 専門家が知識を集めて運用してくれる
  • 面倒な手続きなどが必要ない
  • 証券化されているので、現金化しやすい
  • 自分では購入できないような人気物件にも投資できる

REITには、以上のようなメリットが存在します。少額の資金から始められる点と、不動産投資のプロが運用してくれるという点では、初心者でも始めやすい不動産投資ということができるでしょう。

投資する前に知っておくべきリスクのこと

では、ここからはREITのリスクについて紹介していきたいと思います。

基本的に投資にはリスクがつきものです。それはREITも同じ。REITには、以下のようなリスクが存在します。

  • 上場しているREITの場合、投資法人が倒産すると何も残らない
  • 投資法人が金融機関から多額の資金を借り入れている場合、金利の変動によって分配金が減ることもある
  • 不動産市況の状況によっては、賃料相場などが下がると分配金も下がる可能性がある
  • 地震などの災害が起こった場合には、証券価値が大きく下がる可能性がある

REITには、このようなリスクが存在するのです。これらのリスクを見て、どのように感じたでしょうか?

危険だから辞めておいた方がいいのかもしれない。そのように思った人もいるかもしれません。しかし、投資というのは様々な方法でリスクをコントロールすることができます。

そして、REITの場合には自分で物件を購入して運用するよりも簡単にリスクをコントロールすることができるのです。

次章では、REITのリスクをどのようにコントロールするのか?について紹介していきます。

リスクとどのように向き合うべきなのか?

前章では、REITのリスクについて紹介してきました。先程も紹介しましたが、基本的にリスクがない投資は存在しません。

つまり、基本的にリスクがなければリターンもないということ。そして、投資で成功するために大切になってくることが、リスクとどのように向き合うのか?という点にあるのです。

では、REITに投資する場合、リスクとどのように向き合っていけばいいのでしょうか?その答えは、分散投資にあります。

自身で物件を購入して運用する場合には、次々に物件を購入するということは資金的な問題もあるので、難しいといえます。そのため、分散投資を行うのが難しいといえるでしょう。

一方、REITであれば少額から始められるので、複数のREITを購入することによって、分散投資が可能になります。つまり、種類が違う不動産事業に同時に投資できるということ。

複数のREITを持っていれば、一つの投資法人が倒産したとしても、全てが無くなるということはありません。

また、複数のREITを持っていれば、万が一災害が起こったとしても壊滅的なダメージを受ける可能性は低くなるでしょう。

金利変動リスクや不動産市況の変動リスクは残ってしまいますが、それは自身で物件を購入しても残るリスクです。

しかし、このリスクも許容範囲を超えた場合には、市場で売却することによって、切り抜けることができます。

分散投資ができる上に、場合によっては手仕舞いすることもできる分、REITの方がリスクをコントロールすることができることがお分かりいただけると思います。

まとめ

投資で成功するためには、利点だけでなくリスクについても知っておく必要があります。リスクを把握した上で、投資することが大切になってくるのです。

リスクを知っていれば、不測の事態が起こった時にも、どのような行動を取ればいいのかシミュレーションしておくことができます。

また、自分の資金と相談しながら次に打つべき手を考えておくこともできるでしょう。

リターンがあるということは、リスクもあるということ。だからこそ、その両方を正しく把握しておかなければいけないのです。自分にとって、都合のいい部分だけを見ていてはいけません。

投資対象のリスクを把握することで戦略を立てることができます。正しい戦略を立てるためにも、必ずリスクについても把握するようにしてください。

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